2022年6月の景気、4か月連続で小幅な改善。製造業の苦戦が続く
長らく続いたコロナ禍が落着きを見せ始めた一方で、ロシアのウクライナ侵攻により、世界のサプライチェーンが混乱を見せ、国内経済も大きな影響を受けています。帝国データバンクは、全国2万5,405社を対象に「景気」に関する調査を実施しています。
4か月連続で小幅な改善
それによると、2021年6月の「景気DI(Diffusion Indexes)」は前月比0.2ポイント増の41.4で、4か月連続の改善となりました。景気DIは、50を境にそれより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味する指標です。企業規模の大小に基づくウェイト付けは行っておらず「1社1票」で算出しています。
6月には、各種イベントの再開や県民割の広がりなどで復調が見られた一方、原材料の高騰や円高が働き、特に自動車産業を中心として生産活動の停滞が続きました。全体的には4か月連続で小幅な改善となっています。また今後1年間程度の国内景気は、不透明な要因が多いものの、緩やかに上昇すると予想されています。
業界別に見ると、新型コロナウイルスの感染が落ち着き『サービス』など4業界が改善しましたが、自動車産業を中心とした『製造』など5業界は生産の停滞が続いています。地域別で見ると、『中国』『北関東』など10地域中5地域が改善しましたが、『東海』など4地域は悪化していました。
調査方法
調査期間:2022年2月5日~6日
調査方法:インターネット調査(調査機関:クロス・マーケティング)
調査対象:契約書を扱ったことがあると回答した医療従事者
調査人数:334人
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000498.000043465.html
https://www.tdb-di.com/economic-trend-survey/ets202206.php
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