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連載:第3回 きっとうまくいく IT七転八起

事業承継後のIT導入:意識改革を促す手段としてのIT活用

BizHint 編集部 2022年6月29日(水)掲載
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和歌山県和歌山市で注文住宅の建設を中心に幅広く不動産に関わる事業を展開している紀の国住宅株式会社は、2021年に現社長が事業承継し、組織に大きな変化がありました。「もっとお客様の方を向いて事業を展開したい」との思いから、IT活用を始めとする組織改革に踏み切りましたが、決して平坦な道のりではないと実感されているそうです。和歌山市内でIT導入の支援をしている専門家と知り合い、助言を受けながらまさに今、IT活用に乗り出したというタイミングで林 裕介社長にインタビューしました。

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紀の国住宅株式会社
和歌山県和歌山市。従業員数110名。
1977年設立。和歌山市内で注文住宅の建設を中心に、不動産事業、貸しビル事業、商業用住宅事業、リフォーム事業、損害保険事業などを幅広く展開。


Q. 事業承継されてから、大変だったことは?

A. 業界的には、ここ10~11カ月ほど「ウッドショック」と呼ばれる木材価格の高騰があり、建設業はこれまで通りの経営では立ち行かなくなってきています。そのため、IT活用などこれまでにやっていなかった業務改善に着手するようになりました。

Q. 会社の改革やIT活用を考えるようになったきっかけは?

A. 組織体制やサービスが現在のトレンドに合わず、競争力がなくなってくるのではと感じていたことです。先輩経営者が時代に合わせた舵取りをしているのを目にしているというのもあります。IT化を通じて、よりお客様の方を向きたいという思いもありました。

Q.使用しているツールは?

A.
・Slack(ビジネスチャット)
・Box(クラウドストレージ)
・AnyONE(建築会社向け業務システム)

Q. そのツールを選ばれた理由は?

A. AnyONEは、私の知り合いの住宅会社が多く導入していたのが決め手です。
ビジネスチャットに関しては、他社さんがグループ機能を活用して顧客とコミュニケーションとっているのを見て、これは良いなと。“言った言わない”も少なくなるし、コミュニケーションの幅も広がると思いました。
クラウドストレージは当社のIT導入をサポートしてくれている専門家からおすすめされたものです。

Q. ITやクラウド導入にあたって、ハードルや懸念はありましたか?

A. ITに疎い世代が多いため、社内導入にあたって説得材料が少なかったことです。

Q. ツールの導入はどのように進んだのでしょうか?

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