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ベンチャー企業経営者の悩み「相談者がいない」、3人に1人は社員に相談できない

BizHint 編集部 2022年6月10日(金)掲載
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ベンチャーの経営者の場合、経営やサービス開発、営業はもちろん、優良顧客との付き合い、金策、資材管理、さらには社内外の人間関係など、ありとあらゆる目配せが必要とされます。一方で悩みや不安などを解消しようにも、会社のことを相談できる人は限られており、「サポート役」の存在を強く求めているケースも多いようです。

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ベンチャー経営者はかなりの時間を経営業務外に割いている

sonarは「ベンチャー経営者の相談相手」に関する実態調査を実施し、秘書をつけていないベンチャー企業の経営者106名から回答を得ています。まず、これらの経営者に「一日の業務時間のうち、経営業務以外の業務に費やしている時間」を聞くと、「3時間未満」30.3%、「3時間~10時間未満」58.5%、「10時間以上」10.9%、「特にない」7.5%などとなっており、かなりの時間を経営業務外に割いていることが判明しています。

そのためか、「経営業務を十分に行えていると、まったく思わない」8.2%、「あまりそう思わない」41.2%など、半数近い経営者が専念できない不満を漏らしていました。

ベンチャーでは、秘書=“気軽な相談相手”?

「思いついたアイデアや経営に関する不安などを、社員に気軽に相談できますか」と聞くと、「できない」18.9%、「どちらかというとできない」12.3%と、相談相手がいない不満があがっています。「できない理由」については、「自分が相談することで不安に感じてしまったら嫌だから」30.3%、「社員に聞いても納得いく回答が得られないと思うから」27.3%などが上位です。

経営業務に専念できず、かといって相談相手も社内にはいない。そのためか「思いついたアイデアや経営に関する不安などを、気軽に相談できる人材を欲しいと思いますか」という質問に対しては、「非常にそう思う」15.1%、「ややそう思う」39.4%となり、半数を超えました。

「気軽に相談できる人材を欲しいと思う理由」では、「他者と話すことでアイデアを整理させたいから」72.2%が圧倒的に多く、「客観的な視点からの意見や戦略の提案を聞きたいから」61.1%、「他者と話すことで悩みを解消できることもあるから」55.6%がそれに続きます。ベンチャー企業の経営者の場合、タスク管理や人事マネジメントより、“気軽な相談相手”という役割が秘書には求められているのかもしれません。

調査方法

調査期間:2022年5月23日~24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:秘書をつけていないベンチャー企業の経営者
調査人数:106人

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000102085.html

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