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社員のウェルビーイング測定のアセスメント実施は約2割 現状把握できていない企業が多数

BizHint 編集部 2022年5月30日(月)掲載
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株式会社月刊総務は全国の総務担当者を対象に「ウェルビーイングに関する調査」を実施し、110名が回答している。ウェルビーイングに取り組んでいる企業は約半数。まだ取り組んでいない企業の半数が「経営陣の理解がない」と回答。コロナ禍でコミュニティ面には悪影響の傾向、フィジカル面は見解が分かれる結果となった。

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約半数の企業がウェルビーイングに取り組んでいる

「ウェルビーイング」とはなにか知っているか尋ねたところ、「よく理解している」と「なんとなく理解している」が合わせて58.1%と、約6割が「ウェルビーイング」を理解していることがわかりました。

会社でウェルビーイングに取り組んでいるか尋ねたところ、「とても取り組んでいる」が10.0%、「やや取り組んでいる」が41.8%、「全く取り組んでいない」が48.2%という結果になりました。

ウェルビーイングのどの要素に取り組んでいるか尋ねたところ、「フィジカルウェルビーイング」が68.4%で最も多く、「キャリアウェルビーイング」が63.2%、「ソーシャルウェルビーイング」が43.9%と続きました。

Career Wellbeing(キャリア ウェルビーイング): キャリアに対する幸福。ここでは仕事としてのキャリアだけでなく、人生もキャリアの一部として捉え、仕事とキャリア面での幸福を構築することを指します。
Social well-being(ソーシャル ウェルビーイング): 人間関係に対する幸福。どれほど幸福をもたらす関係性を築けているかが判断基準になる。交流している量ではなく、信頼でき、愛情のある人間関係であるかどうかがポイントです。
Financial well-being(フィナンシャル ウェルビーイング): 経済的幸福。報酬を得られているか、報酬に納得しているか、資産を自己管理できているかがポイントです。
Physical well-being(フィジカル ウェルビーイング): 身体的な幸福。心身ともに健康で、身体的に健康で、毎日思ったように行動できるエネルギーがあるかどうかがポイントです。
Community well-being(コミュニティ ウェルビーイング): コミュニティに関する幸福。コミュニティを形成できているかが判断基準で、主なコミュニティとして居住地や家族、親戚、友達、学校、職場などがあります。

ウェルビーイングへの取り組みでどんなことを実施しているか尋ねたところ、「健康診断」が84.2%で最も多く、「ワーク・ライフ・バランス推進」が77.2%、「ストレスチェック」が75.4%と続きました。義務化されている「健康診断」や「ストレスチェック」に並び、「ワーク・ライフ・バランス推進」が上位に入りました。

ウェルビーイングに取り組む理由について尋ねたところ、「生産性を向上させるため」が71.9%で最多となりました。

ウェルビーイングに取り組んでいない理由は「何をすればよいかわからない」「経営陣の理解がない」など

ウェルビーイングに取り組んでいない企業に取り組んでいない理由を尋ねたところ、「何をすればよいかわからないから」が54.7%で最も多く、「経営陣の理解がないから」が50.9%と続きました。

コロナによる働き方の変化で、ウェルビーイングに与えた影響

割近くが社員のウェルビーイングを測定するアセスメント未実施

社員のウェルビーイングを測定するアセスメントを実施しているか尋ねたところ、「はい」が23.6%、「いいえ」が76.4%という結果になりました。

調査概要

調査名称:ウェルビーイングに関する調査
調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
調査方法: Webアンケート
調査期間:2022年4月18日~2022年4月25日
有効回答数:110件

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000060066.html

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