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連載:第19回 「人と組織の科学」―人事データ・ピープルアナリティクス最前線―

Sansanの名刺ネットワーク分析からみえてきた「成功するビジネスの出会い」の要件

Logo markBizHint 編集部 2020年5月20日(水)掲載
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鹿内学さんと人事データ/ピープルアナリティクスの最前線を追う連載。今回はSansan株式会社のデータ統括部門、DSOCの研究員である真鍋友則さん、臼井翔平さん、西田貴紀さんを迎えてSansanの名刺ネットワーク分析やDSOCの取り組み、組織体制について聞いていきます。初回は名刺ネットワーク分析から見えてきた「成功したビジネスの出会い」について。どのように人と人が出会うとより堅固なビジネスのつながりになっていくのでしょうか。

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名刺のネットワーク分析からみえてきた「成功したビジネスの出会い」

鹿内学さん(以下、鹿内): 早速ですが、名刺のデータから生まれた科学的な発見について伺ってもよいでしょうか?

真鍋友則さん(以下、真鍋): 日本ではビジネスで会ったとき「名刺を交換すること」が当たり前です。なので、データとして正確にビジネスの履歴も残っている。更に、会って会話して情報交換をしているので、濃淡はありますが、個々人が情報を持ち、印象づけが行われています。

名刺とSNSのネットワークデータで比べたとき、一番違うのは正確性です。SNSは匿名でも利用が可能で、正確性の担保は難しい。一方、名刺に書いてあるのは本名や所属や肩書など。虚偽が少ない情報で真正性が高い。人脈情報や企業のネットワーク情報を分析するときに、正確な質の高いデータを使えれば、より適切な結果が導けると思っています。

あと、どんな頻度で名刺を取り込んでいるかで時間的な意味でも「どの企業に会い、ネットワークを広げてきたか」が分かります。

西田貴紀さん(以下、西田): 法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」ではスキャナーで社員が交換した名刺を取り込んでいきます。「同じ名刺を同じタイミングで取り込んだ」という履歴を見ると、「恐らく同じMTGに出席したのだろう」と推測でき、綺麗に社内ネットワークが描けます。カレンダーで同席を確かめながら作ったネットワークと、名刺交換のネットワークを比較してみたら名刺交換でも6~7割補完できています。名刺交換からでも誰と誰が同僚なのか、かなりの部分は判定が可能です。

真鍋: 特に部署のなかでも「誰と誰がよく行動しているか」や「誰と誰が似たような人脈を持っているのか」などがわかります。実は、マネージャーも掴んでいないような社内ネットワークがあるかもしれない。「実は誰とよく動いていて……でも、話しているのはこの人」といった有機的な社内図が描けるんじゃないかと思っています。

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