連載:第18回 建設業
新築マンション購入時の必要ツール2トップはモデルルームとVR内覧コンテンツ
株式会社スタイルポート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:間所 暁彦)は、VR内覧を活用した住まい選びに関する意識調査を実施しましたので報告いたします。本調査では、新築マンション販売において、社会情勢や消費行動の変化に加え、新型コロナウイルスの影響への対応として、VR内覧の需要の高まりと有効性が実証された結果となりました。
新築マンション購入時の必要ツール、VR内覧がモデルルームとほぼ同率1位で約43%
これまで新築マンションの購入検討に必要なツールとして、モデルルームがその筆頭に挙げられてきましたが、今回の調査でVR内覧がモデルルームに並ぶ支持を獲得しました。
「VR内覧を見れば、モデルルームに行く必要はない」と50.8%が回答
VR内覧を操作後、「VR内覧を見ればモデルルームに行く必要はない」「やや行く必要はない」と回答した人の合計は50.8%にのぼりました。また、「モデルルームに行きたい気持ちになる」と明確に回答した人は23.5%に留まり、これまでの『新築マンション購入検討といえば、モデルルーム見学』のイメージを覆す結果となりました。
この背景には、下記の自由回答のように、VR内覧の質や機能向上によりモデルルームに行かなくてもよりイメージを確認できるようになったことに加え、新築マンション購入においても事前にネットで情報収集をしてから説明を受けたいといった志向の変化、外出自粛や、オンラインを活用したサービスの日常化があると考えられます。
<自由回答、一部抜粋>
・モデルルームよりイメージが伝わりやすい。
・3Dでよく理解できる。
・(モデルルームは)所詮モデルだから。
・ひとまず下調べをしてから(モデルルームに行く)。
・接触したくない。コロナが心配だから。
また、モデルルームが必要であると考える人の理由には、下記のような回答がありました。
<自由回答、一部抜粋>
・五感で感じてみたくなるから。
・実際に見ないとわからないところもあると思うから。
・先にVRやARで確認できるのは便利だが、実際にも見に行きたくなると思った。
加えて、「VR内覧を見ると、モデルルームに行きたい気持ちになる」「やや行きたい気持ちになる」と回答した人でも、44.5%が「VR内覧があり、検討に必要な情報がすべて物件公式ホームページなどで公開されていればモデルルームに行く必要はない」と考えていることがわかりました。
VR内覧があれば接客形式は「オンラインが望ましい」「オンライン・対面どちらでもよい」の合計が「対面接客が望ましい」を全項目で上回る
VR内覧の活用を前提とし、検討段階から購入までの接客形式について、昨年から導入が進んでいるオンライン接客と従来の対面接客どちらが望ましいか聞いたところ、全ての項目で「オンラインが望ましい」「オンライン・対面どちらでも良い」の合計が「対面接客が望ましい」を上回る結果となりました。
特にマンションギャラリー訪問の初回や序盤になされる、開発コンセプト説明などのイメージムービー視聴や、周辺環境、相場といった立地説明、間取りの検討・絞り込み、オプション選定がオンラインでの接客を希望する上位の情報となりました。
検討序盤では、希望間取りの選定を含め様々な情報をオンラインで効率良く収集し、気に入った物件のマンションギャラリーで、対面で販売員と購入資金などのライフプランを相談しながら契約を決めたい、といった消費者の志向が読み取れる結果となっています。
調査概要
調査テーマ:VR内覧を活用した住まい選びに関する意識調査
調査期間:2021年4月13日~2021年4月15日
調査対象:1年以内に新築マンションを購入した、または購入予定がある人
回答数:315名
調査方法:インターネットによる調査 ※以下のスタイルポート社のVR内覧システム『ROOV walk 』を操作したうえで回答
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