連載:第75回 IT・SaaSとの付き合い方
月末に営業マンが請求書のためだけに出社。1時間を5分に減らした業務改革
BizHint 編集部
2026年3月24日(火)掲載
月末になると、請求書を出すためだけに営業担当者が全員出社。当たり前だったこの光景が、コロナ禍のテレワーク推奨期に問題になりました。それを解決するためのシステム選定・導入を進めたのが、電子機器・ITソリューションの販売を手がけるエコー電子工業株式会社の西嶋雄太さん。複数のシステムを比較した結果「BtoBプラットフォーム請求書」の導入を推進。月末出社を不要にし、請求書の発行・発送作業を1時間から5分に短縮しました。その選定経緯や、社内での導入プロセス、調整が必要だった点などについて詳しく伺います。
エコー電子工業株式会社
ソリューション事業部
部長代理 西嶋 雄太 さん
(福岡・IT・従業員数 約300名)
※本記事は取材時点(2025年11月)の情報に基づいて制作しております。各種情報は取材時点のものであること、あらかじめご了承ください。
請求書を出すためだけに全員が月末出社。紙運用の限界
――貴社が請求書の電子化に取り組まれたきっかけを教えてください。
西嶋 雄太 さん(以下、西嶋): 当社はお客様への対応について、商談から受注・サービス提供・サポート・請求に至るまで、営業担当者が一貫して担当する形で運用しています。
この背景には「営業担当者はお客様に対する一連の対応を自ら担うべき」という当社の文化・考え方が根底にあります。サポート事務のスタッフもいるのですが、お客様への窓口は基本的に個々の営業担当者です。
この運用体制の結果、必然的に起こっていたのが 「月末に営業担当者が、請求書を発行・発送するために全員出社」という現象でした。
それ自体は長年問題になることはなかったのですが、先般のコロナ禍で突然、組織課題に変わりました。テレワークが推奨される中、出社そのものが問題になったのです。
しかも、出社する理由は「請求書を出すため」だけ。 社内では「これは何とかしなければ…」という機運が高まり、私がその代替手段を検討することになり、最終的にBtoBプラットフォーム請求書を導入するに至りました。
――サービス選定はどのように進められたのでしょうか?
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バックナンバー (75)
IT・SaaSとの付き合い方
- 第75回 月末に営業マンが請求書のためだけに出社。1時間を5分に減らした業務改革
- 第74回 バラバラの顧客リストを一元化。営業を効率化するシステム選定と定着の経緯
- 第73回 異業種出身のDX担当者が進めた施工管理システムの選定経緯。「現場に話を聞いてもらう」ために必要なこと
- 第72回 FAX・メール・手作業を大幅削減。少人数で営業組織を回す受発注システムの構築プロセス
- 第71回 月末・月初の残業、書類の山からの解放。請求書の電子化へのシステム選びはExcelの比較表作りから。