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連載:第85回 総合

AIを巡る態度に二極化、「今後のキャリアや所得に差」という人と「何も変わらない」という人と

BizHint 編集部 2025年9月11日(木)掲載
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生成AI活用の利用は加速度的に進んでおり、現役学生でさえ「各社のAI活用状況」や「AI事業の有無」を就職先・志望企業選びのポイントにし始めています。また会社員の側も当然AI活用を進めてますが、学習に前向きな層とそれ以外の層で個人ごとの差も出てきました。Chapter Twoは学生・社会人1,499人にアンケートを行っています。

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学生「企業のAIへの取り組み状況が、非常に強い検討材料になった」23.1%

この調査では、「生成AIに関する認識」や「社内の取組状況」「今後の方針」について会社員1,378名、学生(就職先が決まっている)26名、学生(就職先が決まっていない)95名に質問。

まず会社員1,378人に「現在、勤務中の職場で、生成AIに関してどのような議論をおこなっていますか?」と聞くと、「盛り上がっているとは感じない」60.5%が半数以上を占めます。しかし一方で、「一部で前向き・興味を持っている人がいる」11.8%、「本格的に導入されている訳ではないが、導入に前向きな人が多い」12.5%、「すでに職場で導入しており、より良い活用方法について話している」15.2%がそれぞれ存在し、二極化の傾向が見られます。

さらに会社員に「生成AIの発展・拡大はビジネス全体や個人のキャリアに将来どう影響すると思いますか?」と聞くと、「今の状態とそこまで変わらない」47.9%が最多ながら、「AIを使いこなせる人は企業のなかでキャリアアップや年収増加のチャンスが増える」24.2%、「AI導入企業がもっとも影響力を持ち、AIを使いこなせる人・企業とそれ以外で大きな所得差が生まれる」12.9%がそれに迫っており、今後のキャリアや所得の差に直結すると考える人も多いようです。

一方、学生176人に「就職先・志望企業を選ぶ上で、生成AIの活用や事業に力を入れているかどうかは考慮しましたか?」と聞くと、「非常に強い検討材料になった」23.1%、「検討材料の1つになった」23.1%がいずれも2割超で、合算では「まったく考慮しなかった」53.7%に並んでいます。

最後に全員も「今後の生成AIの拡大・発展に備えて、どのようなことを実施していますか?」と聞くと、「特に何もしていない」60.4%が最多ながら、「Webスクールや書籍などを通して、より本格的に学習している」6.8%、「社内でAI活用の導入を積極推進している」13.1%、「すでにAIを活用した本業・副業に取り組んでいる」15.0%、「個人的にサービス登録したり、学習している」19.1%という回答も一定数あり、AIを巡る態度は新たな格差を生み出すかも知れません。

調査方法

調査期間:22025年7月24日~2025年7月28日
調査対象:18歳~50歳の男女
調査人数:1,499人(学生・社会人)※男性740名、女性759名
調査者属性:会社員1,378名、学生(就職先が決まっている)26名、学生(就職先が決まっていない)95名

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000097256.html

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