close

はじめての方はご登録ください(無料)

メニュー

BizHint について

カテゴリ

最新情報はニュースレター・SNSで配信中

連載:第83回 総合

経理部門の管理職の最大の悩みは「業務の属人化」? 9割が危機感

BizHint 編集部 2025年9月5日(金)掲載
メインビジュアル

改正電帳法の完全義務化、インボイス制度の導入などで、経理部門のDX化が進みました。一方で経理部門の責任者にとって、経営層と現場の板挟みになるのはもはや日常。さらには「属人化業務の蔓延」「法改正やシステム導入にともなう」「他部署連携におけるフラストレーション」に課題を抱えている経理部門も多いことでしょう。

メインビジュアル

経営層と現場との間で、板挟みだと感じることがありますか?

他部署との連携不全は普遍的な課題

NTTデータビジネスブレインズでは“業務の悩み”についてアンケート調査を行いました。この調査には経理部門の管理職221人が回答しています。

まずは「経営層からの“スピード感やコスト削減”の要求と、現場での“正確性確保やチームの疲労回避”との間で、板挟みだと感じることがありますか?」と聞くと、「よくある」28.1%、「どちらかというとある」58.4%で、86.5%が板挟みになっていると感じていました。

あなたの部署で属人化した業務は存在しますか?

次に「あなたの部署で“この業務はあの人しかできない”という属人化した業務は存在しますか?」と聞くと、87.8%が「存在する」と回答。さらに「存在する」と回答した194人のうち、98.5%(かなり感じる52.1%+どちらかというと感じる46.4%)が、「課題や危機感を感じている」と回答しました。

日常業務以外の“見えない負担

「法改正(例:電子帳簿保存法、インボイス制度)や新しいシステム導入にともなう、日常業務以外の“見えない負担(情報収集、システム導入における業務増など)”を強く感じることがありますか?」と聞くと、97.7%が「ある」と回答。

その具体的な負担としては、「法改正内容の不明点、疑問点解消に要する時間」51.9%が最多で。以下「システム導入時の選定」43.5%、「法改正に関して社内へ周知するための説明資料作成や周知」38.9%がそれに続きました。

他部署との連携において、経理部門のルールや締切の重要性が理解されず、フラストレーションを感じることがありますか?

また「他部署との連携において、経理部門のルールや締切の重要性が理解されず、フラストレーションを感じることがありますか?」という質問には、「よくある」44.3%、「ややある」52.0%とほぼ100%近くがフラストレーションを抱えていました。経理部門にとって、他部署との連携不全は普遍的な課題だと言えるでしょう。

調査方法

調査期間:2025年7月7日
調査方法:インターネット調査
調査対象:経理の実務担当者
調査人数:221人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000103389.html
https://pandora-climber.jp/article/category_management/management_questionnaire202507.html

この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})

close

{{selectedUser.name}}

{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}

{{selectedUser.comment}}

{{selectedUser.introduction}}