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連載:第6回 人事は、どうあるべきか?

GEのリーダーたちが毎日社員にメッセージを発信し続けるわけ【Findy山田裕一朗さん・GE岡田美紀子さん】

Logo markBizHint 編集部 2017年7月24日(月)掲載
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求人票は出したけれども、思っていたような人材が採用できない。そんな思いを抱えている企業は、数多くあるのではないでしょうか。Findyの代表取締役の山田裕一朗さんは、オンライン英会話サービス大手の株式会社レアジョブで、経営企画や人事を担当した経験から、AI求人票採点サービス「Findy Score(ファインディ スコア)」のアイディアを思いつき、AIによる採点やアドバイスに従うことで、求人票を改善するという取り組みを実施しています。そんな山田さんが、レアジョブ時代から人事について相談していた相手、リクルートキャリアで数多くの採用支援を行い、現在は画期的な人事制度をいくつも実施しているグローバル企業GEでHRマネージャを勤めている岡田美紀子さんに、いま新たに人事に求められる役割について伺いました。

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大切なのは「伝わるかどうか」国や部署ごとに、変換されるメッセージは変える

――求人票の質を上げて採用を成功したら、次に重要になってくるのが 「入社後に、会社に高い期待を持っている社員のモチベーションをどう上げ続けるか」 。GEでは実際にどういう施策を取ってらっしゃるんでしょうか。

岡田: GEは130年以上に渡り、常に世界経済と自分達の強みをもとに事業ポートフォリオを変化し続けてきた会社なので、100%伝わらなくても、 とにかく「伝えること、伝えつづけること」が重要 です。そして、伝える際は、「言葉はとにかくシンプルに」を心がけています。日本では「阿吽の呼吸」と言われたりしますが、GEなどの日本以外のマルチナショナルなグローバルカンパニーにとっては、 言葉だけでは伝わらないという前提を持ってコミュニケーションを考えます 。それぞれの背景によって、文化が変わってくるので、そうした文脈を理解している人たちが、自分の言葉で伝えることが肝心なんです。これは、日本の人事では意外と忘れられやすい盲点なのかな、と思います。

――自分の言葉で……というのは、具体的にどういう形で変換されるんですか?

岡田: たとえば、経営戦略の方針が発表された場合、トップであるCEOが流したメッセージに続きそれぞれの地域・国のリーダーたちがメッセージを噛み砕いて伝えます。単に言語の変換だけでなく、それぞれの 地域・国のリーダーたちが自分の言葉で「こんな経営戦略だから、自分たちの国や部署にはこんな風に影響する」と その地域・国や部署における影響など、相手が受け入れやすい背景に沿って、言葉を変えたり、言葉を追加したりして、メッセージを発信する。これが日常的に行われています。

あと、新しい社員が入った場合は、必ずアナウンスされますし、組織変更や部署異動などがあった際は、きちんと伝えることが前提になっています。

山田: それは、本人の言葉なども入るんでしょうか?

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