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年商10億円の壁、突破の秘訣は「計画策定」「人材育成」以上に「営業・マーケティングの強化」

BizHint 編集部 2022年4月20日(水)掲載
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働き改革やSDGsのように、企業や労働を巡る考え方は日々急速に変化しています。一方で人材不足についてはここ数年あらゆる企業の経営課題にまで発展しています。企業の年商を1億円、5億円、10億円、30億円……とスケールさせていくうえで、それぞれに重視すべき施策は、業態や業種によっても異なってきますが、どう考えるべきなのでしょうか?

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10億円の壁も30億円の壁も取り組むべき課題は変わらず

ActionCOACH東京セントラルでは、「年商10億円~30億円企業の“壁突破”の秘訣」と題する調査を、該当企業を対象に実施しています(幹部108人が回答)。まず「年商10億円の壁を突破できたポイントとして、実感しているもの」を聞くと、「営業・マーケティングの強化」38.9%、「正しい計画策定」33.3%、「人材育成」30.6%が上位でした。

また「今後年商30億円の壁を突破していくために、課題として感じているもの」を聞くと、「営業・マーケティングの強化」45.4%、「人材育成」45.4%、「正しい計画策定」39.8%と、順位や比率は異なるものの、同じ3項目が上位となりました。10億円の壁も30億円の壁も、この3つの課題は年商向上において優先して取り組むべきものと考えられます。

「今後年商30億円の壁を突破していくために、経営者に対して改善してほしい部分」では、「従来のやり方・習慣にこだわる」32.4%、「ビジョンを語れない」24.1%、「人事制度が不適切」23.1%が上位となったほか、「現場との距離感・温度差」「ワンマン経営」「役員会を通さず物事を進める」などといった自由回答もあがっており、現行制度や習慣への強い不満がうかがえます。

そうした批判も多い一方で、これら幹部に「“週休3日制”をどのように捉えていますか」と聞くと、「かなり肯定的」13.9%、「やや肯定的」18.5%、「やや否定的」15.7%、「かなり否定的」35.2%となり、否定派のほうが優勢的でした。否定理由については「労働生産性をそこまで上げることは困難」「少ない人員ではやりくりできない」「現場が止まる」といった現実的なものが大半でしたが、幹部たち自身も新しい取り組みには消極的、という皮肉な例かもしれません。

調査方法

調査期間:2022年3月10日~11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:年商10億円~30億円企業の幹部
調査人数:108人

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000093067.html

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