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連載:第23回 教育・官公庁

大学生が2021年に最も力を入れたのは、勉学・娯楽より「アルバイト」 授業は2022年もオンライン主流に?

BizHint 編集部 2022年2月8日(火)掲載
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中学生・高校生・大学生など、限られた時間を過ごしている若者たちは、コロナ禍での変容を余儀なくされています。授業のオンライン化以外では、修学旅行や文化祭などのイベントの中止、あるいはクラブ活動やサークル活動の制限や滞り、食事時間の交流の困難など、ネガティブな影響が多方面にわたっています。コロナ時代に多感な時期を過ごした大学生は、いまどういった気持ちでいるでしょうか?

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大学生の生活スタイルやコミュニケーションに大きな変化

大学生限定SNS「Dtto」(ディット)を運営するDttoは、利用者を対象に「2021年での学生生活」と「2022年の学生生活への期待」についてアンケート調査を行っています。それによると、「2021年の学生生活で一番時間をかけたこと」は、「アルバイト」32%で、「勉学」26%、「娯楽」23%を上回っていました。コロナ禍で時間が余るとともに、数少ないリアルな接点としてバイト先が機能したと推測されます。

「学生生活がコロナ禍でもっとも影響を受けた部分」については、「友人とのコミュニケーション」が49%とほぼ半分を占め、残りを「経済面」「就職活動など将来のキャリア」「授業、勉学」が三等分している状況です。人と会えないことがさまざまな面で影響を与えており、恋愛事情においても「オフラインでの出会い」30%、「マッチングアプリ」26%が上位になるなど、オンライン交流が拡大しているようです。

その反動からか、「来年の学生生活に対する期待」では、「友人との交流」40%、「サークル活動」26%、「対面授業の再開」21%が上位となり、対面交流の復活に期待が寄せられています。 っています。

オンライン授業のよさも残しつつ、対面授業も行う「ハイブリッド型」に注目

「現状の授業の形態(オンライン授業と対面授、どちらが多いか)」を聞くと、「オンライン授業」43%のほうが優勢で、「対面授業」は27%に留まります。ただし、両方を活用する「ハイブリッド授業」30%もあり、現場の摸索は続いています。

そこで「来年はどのように授業を受けたいか」を聞くと、「ハイブリッド希望」38%と「オンライン授業希望」36%が並び、「対面授業希望」26%はやや少ない印象です。オンラインの便利さを実感しつつ対面授業の良さも残したい、同級生とのコミュニケーション機会を増やしたい、という意向があると思われます。授業形式を自由に選べるスタイルも、今後広がるかもしれません。

調査方法

調査期間:2021年12月15日~22日
調査方法:Dttoの投票機能
調査対象:主に都市圏12大学のDttoユーザーの学生
調査人数:422人~573人(質問によって回答数が変動)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000077416.html

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