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10月の企業景況感、コロナ禍収束が見え個人消費が大きく改善 いよいよ本格的な回復基調に

BizHint 編集部 2021年11月15日(月)掲載
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ワクチン接種が進んだことで、いよいよコロナ禍に収束の気配が見えてきました。まだまだ安心はできませんが、多くの企業が“次”を見据えて態勢の建て直しを図っています。合わせるように10月の景気は、緊急事態宣言がすべての地域で解除されたことで人出が増加し、さまざまな個人消費が拡大しました。

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景気DIが10業界・10地域すべての区分で改善

帝国データバンクでは、全国企業が“自社の景気”について7段階で評価した数値をベースとする指標「景気DI(Diffusion Indexes)」を算出し、国内景気を毎月判断しています。全国2万4,052社(有効回答:1万1,332社)を対象にした調査によると、2021年10月の景気DIは前月比1.6ポイント増の「41.5」となり、2カ月連続で改善していました。

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業界別で見ると、『サービス』2.5ポイント増、『小売』2.2ポイント増など、個人消費関連を中心に、調査対象の10業界すべてで改善していました。一方、半導体・鉄鋼・木材などの供給制約による影響も残っているため、『製造』1.4ポイント増は、3か月ぶりの増加ながらおとなしめの改善です。またテナントやオフィスを扱う貸事務所の景況感が上向いたことで、『不動産』1.0ポイント増も持ち直しています。

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なお地域別で見ても、『北海道』『南関東』『中国』など全10地域が、3カ月ぶりにそろって改善していました。都道府県別で見ても43都道府県と、ほとんどの地域が良好です。

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今後については、設備投資意欲の高まり、5Gを含む通信インフラの環境整備、自宅内消費の継続拡大などがプラスに働くことで、まだしばらく好調は続くと思われます。一方で、半導体不足や海外の感染拡大、燃料価格の上昇といった外部要因に注意が必要でしょう。

調査方法

調査期間:2021年10月18日~2021年10月31日
調査方法:インターネット調査
調査対象:2万4,052社
有効回答:1万1,332社

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000370.000043465.html
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/k211101.html

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