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連載:第1回 外食店長出身の採用担当が、どんな会社でも結果を出す「再現性」あるエンジニア採用を実現するまで【グッドパッチ小山清和さん】

外食店長出身の採用担当が、どんな会社でも結果を出す「再現性」あるエンジニア採用を実現するまで【グッドパッチ小山清和さん】

BizHint 編集部 2017年4月26日(水)掲載
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エンジニア・デザイナーの需要は高まり続けています。専門性が高い職種のため、共通言語も少なく、異職種では経歴から能力を推し量りづらいため、採用戦略も思い通りにはいかず、頭を抱える人事の方も少なくないのではないでしょうか。

エンジニアやデザイナーといった専門職の採用を行うには、その職務の経験があるに越したことはないでしょう。しかし、専門職出身の人事はそう多くありません。その中で、UIデザインに特化したデザイン会社、グッドパッチでコミュニティープランナーとして採用を担当されている小山清和さんは「プログラミングやデザイン経験がなくても、本人の努力次第では会社に合った人材は採用できる」と言います。

外食業界や小売業などさまざまな業種を経た小山さんは現在35歳で7社目。前編では、そんな小山さんが目指す「再現可能な採用」について伺いました。

新卒で外食業界に飛び込み、人材、小売、IT業界に転職

私のキャリアは、新卒で入社したある外食企業から始まっています。他社からもいくつか内定を頂いていましたが、地方にいたこともあり判断材料が少なかったこともあってか、軽い気持ちで外食業界に飛び込んだのです。今思うと、就職に対してそこまで深く考えてない学生でした(笑)。

入社後は入社時に研修で学んだ現実との違いと、正義感が強いのが災いして、完全に上から「どうしてマニュアル通りに動いていないんだ!」とアルバイトメンバーさんと衝突することも多く、店が回せないのにそんなことを言っていたので、メンバーからは煙たがられ、干されたような時期もありました。今思うとムカつく新卒でしたね(笑)。

そんな私を変えるきっかけをくれたのは、各店舗の店長さんたち。社会人として持つべき意識について教えてもらいました。社員とアルバイトは役割こそ違いますが、「店舗を円滑に運営する」ために仕事をしている。両者は基本的にはフェアな関係であり、アルバイトの皆さんがいるからこその店舗が運営出来ているわけで、「現場理解」と「1人で仕事をしているわけではない」と気づけたのは大きな学びです。正直、スキル面で残っているものはありませんが、スタンスの基礎になっている部分ではないかと思います。

同期の中では、いち早く店長になりましたが、入社前のイメージと現実とのギャップは感じたままでした。そんな中でリクルーターを経験したことがきっかけで、人事の仕事に興味を持ち、いつしか人事になりたいと思うようになりました。とはいえ、私の経歴ではすぐには人事になれなかったため約2年半在籍し、退社。当時、新規事業立ち上げをしていたディップの人材紹介部門に営業として入社し、人事の仕事に一歩近づきました。その後、大手小売企業で本格的に事業会社の人事としてのキャリアをスタートしました。他業界ではありましたが、現場社員と密にコミュニケーションとり、一定の成果を残すことができました。さらに、違う業界で経験を積みたいと思うようになり、結果的に『IT企業の人事』としてキャリアを積むことになりました。

エンジニア採用に強い人事担当者になるまで

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