連載:第21回 総合 2020年1月~3月
注目の「退職代行」について事業者別・内容別にサービスを網羅、「退職代行サービスカオスマップ」公開
会社を辞めたいのに、なかなか辞められない場合があります。上司や同僚に言い出しにくい、話が進まない、あるいは強く慰留されるといったケースに加え、脅しや嫌がらせを受けるといった悪質なケースもあります。こういった状況に対して、依頼者の代わりに退職の連絡・処理を代行してくれる「退職代行」が、近年あらためて注目を集めていますが、その発祥は20年前にさかのぼります。
国内退職代行業者・サービスの最新状況を一目で把握可能に
株式会社FruitsBasketのリリースによると、電話代行業を行っていたニコイチが「総合電話代行サービス」の1つとして、退職・内定辞退の連絡代行を提供し始めたのが、「退職代行」の始まりとのこと。ニコイチは現在も「退職代行ニコイチ」を提供しており、これに「退職代行EXIT」「退職代行SARABA」を加えた3社が、国内三大業者とされます。近年は弁護士や司法書士などの法律専門家、労働組合も退職代行を手掛けており、国内業者の合計は100社を超える見込みです。
こうした状況を俯瞰すべく、株式会社FruitsBasketは今回、「退職代行サービスカオスマップ」を公開。「退職代行サービスカオスマップ」は、「サービス内容別カオスマップ」と「提供事業者別カオスマップ」の2つのマップで構成されており、現時点の主要サービスを網羅しています。
「サービス内容別カオスマップ」では、「料金27,000円以下」「24時間営業」「実績5,000件以上」「残業代/有給休暇交渉」「転職支援」「心理カウンセリング」といった観点で各サービスをマッピングしています。
もう1つの「提供事業者別カオスマップ」では、「一般事業者」「労働組合」「法律事務所」の3種でサービスを大別。これに「退職代行メディア」「退職支援サービス」を加えた5種で、各サービスをマッピングしています。
「退職代行サービスカオスマップ」は、同社が運営する「退職代行プロ」サイトよりダウンロード可能です。https://taishoku-daikou.net/5746
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000052291.html
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