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連載:第68回 IT・インターネット

企業の請求書管理「電子請求書に切り替えたい」企業は9割突破! それでも進まない現状はなにが課題?

BizHint 編集部 2024年2月8日(木)掲載
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今年からデータ保存を義務づける「電子帳簿保存法」がスタートしました。請求書の電子化はさまざまなメリットがありますが、まだまだ紙の請求書での管理が多いのが現状です。一方で取引のたびに発生する請求書の処理業務は、大きな負担になっています。

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電子に切り替えたい企業が大多数だが「取引先との擦り合わせ」などに課題

ペパコミでは、情報システム・IT管理・経理部門に所属する男女110名を対象に調査を実施。「勤務先において、請求書の発行・管理は紙と電子どちらが多いか?」を聞くと、「紙の割合」40.0%、「電子の割合」31.8%、「紙と電子書類半々くらい」28.2%と、まだまだ紙での処理がやや多いことが判明しています。

「紙で発行している請求書は、電子請求書に切り替えたいと思うか?」と聞くと、「とても思う」60.9%、「少し思う」31.8%と、9割以上が移行に乗り気。そのメリットとしては、「請求書の処理にかかる時間の短縮」79人が最多で、「請求書の見える化・探しやすくなること」60人がそれに続きました。

一方で具体的に「請求書の電子化で月の作業時間は何時間ほど削減されたか?」を聞くと、「1時間未満」25.5%、「1~3時間未満」34.5%、「3~4時間未満」11.8%、「5~7時間未満」13.6%、「7~10時間未満」4.5%、「10時間以上」10.0%とかなりの作業時間が改善されています。

「紙から電子請求書に切り替えるうえでの課題」では、「取引先との擦り合わせ(要望があるなど)」「既存システムとのデータ連携」などが上位でした。

調査方法

調査期間:2023年10月16日~26日(木)
調査方法:インターネット調査(調査主体:MEDIA PRESS(andmedia株式会社)×ペパコミ株式会社)
調査人数:110人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000076166.html

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