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連載:第12回 老舗を 継ぐということ

絶対やる!を貫く社長と絶対やる!を叶える社員。道後の老舗旅館は8年でこう変わった

BizHint 編集部 2020年12月17日(木)掲載
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日本最古の温泉とも言われる愛媛・道後温泉。慶応4年(1868年)創業の老舗旅館「大和屋本店」はそこにあります。時代に合わせて常に変化してきた同旅館ですが、バックオフィスは2012年時点で「経理はワープロすら使わない」などアナログな状態でした。それから8年、チェックイン・チェックアウトシステムや、社内コミュニケーションツールをはじめ、様々なITシステムを導入し、現在では飛躍的に業務効率を向上させています。その結果生まれた時間はお客様へのサービスに還元され、ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版では「非常に快適な旅館」として紹介されるまでに至りました。今回は、代表取締役社長・奥村敏仁さん、そして同社のシステム開発を担う管理部 部長の増田克之さんにお話をお聞きしました。

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奥村 敏仁 さん
有限会社大和屋本店旅館 代表取締役

1965年愛媛県松山市生まれ。大阪大学文学部哲学科を卒業後、三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。その後、電通西日本に転職し、松山支社にて営業部長を務める。2012年、46歳で親族が営む大和屋本店に入社し、専務取締役に就任。2019年3月より現職。日本旅館協会の副会長も務める。

増田 克之 さん
有限会社大和屋本店旅館 管理部 部長

1965年鹿児島県生まれ。大学卒業後、設計会社でFA(ファクトリーオートメーション)システムのSAを経験。大手アパレル企業に転職後は、生産部門の本部長を務める。その後独立し、アパレル会社を起業。2018年に大和屋本店に入社し、現職。

歴史ある老舗旅館を継ぐ。外部で働いていた8代目が感じた課題

奥村敏仁さん(以下、奥村): 私どもは慶応4年(1868年)に創業し、2018年に150周年を迎えました。純和風の数奇屋づくりの老舗旅館ではありますが、昭和初期には当時かなり珍しい洋館を建設するなど、根底には新しいものを取り入れる体質があります。

その後も、例えばしまなみ街道の開通に合わせ、旅行のスタイルが変化することを見越して個人旅行に対応できる旅館へ改築するなど、常に「お客様の安全で快適な旅と出会いを提供すること」をコンセプトに、時代に合わせてホテルの形態や接客方法を変化させてきました。

また、歴史や文化を感じていただく一方で、チェックイン・チェックアウトはスマートに行っていただくなど、過剰すぎない、心地の良い接客を心がけています。 ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版では「非常に快適な旅館」としてご紹介いただきました。

大和屋本店は親族で経営しており、私で8代目になります。私自身は2012年、46歳まで一般企業に勤めており、元々は大和屋本店に戻るつもりではなかったのですが、想定外の役員の退任などもあり、急遽入社を決めました。

――今までの一般企業から一転。旅館で働きだしてから感じたギャップなどはありましたか?

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