連載:第6回 IT・インターネット
リーガルテックが来年以降に急拡大の予感、弁護士ドットコム「リーガルテックカオスマップ2020」公開
契約、書類作成、各種申請をITで支援する「リーガルテック」ですが、2019年4月に「労働条件通知書」の電子メール・FAXによる通知(電磁的交付)が解禁されました。さらにはAI・機械学習の急速な進化などを背景に、法律文書の作成・管理・締結領域で新規参入が増える一方、個人向けサービスはまだまだこれからの領域で、2020年以降の躍進が期待されています。
国内リーガルテック40以上を紹介するカオスマップを無料公開
弁護士ドットコム株式会社は、国内リーガルテックの最新動向を把握できる「リーガルテックカオスマップ2020」を公開しました。
「リーガルテックカオスマップ2020」では、2020年に飛躍が期待できるサービスを、以下の7つの領域で分類。顧客対象ごとに「個人向け」「企業向け」「法律専門家向け」の3パターンで区分けするとともに、サービスの簡単な説明、提供サイトURLを掲載し、40以上のサービスについて紹介しています。
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文書作成
契約書など、法律文書の審査または作成を補助するサービス -
文書管理
法務・知財に関するワークフロー、問い合わせ内容、法律文書を記録・保存するサービス -
契約締結
契約書など、法律書の印鑑を電子署名に置き換え、締結スピードの向上とコンプライアンス・セキュリティ強化を図るサービス -
申請/出願
行政・団体への法的な手続きや申請等をサポートするサービス -
リサーチ/検索ポータル
法令・判例・文献等を横断的に検索し、調査を行うためのサービス -
デューデリ/ フォレンジック
大量のデータから法的リスクや不正の証拠を見つけるための情報解析や鑑識調査を行うサービス -
紛争/解決
紛争解決にかかる資金の調達や文書の送付をサポートするサービス
「リーガルテックカオスマップ2020」は、同社サイトから申し込むことでPDFファイルがダウンロード可能です。https://forms.gle/LowTZZJqboECoquq8
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000044347.html
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