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キャリアコンサルタント

2018年11月11日(日)更新

平成27年9月11日、キャリアコンサルタント国家資格化に関する法案が可決・成立し、平成28年4月1日にキャリアコンサルタントの国家資格が誕生することになりました。キャリアコンサルタントはどういった理由から国家資格となったのでしょうか。キャリアコンサルタントの役割や資格の取得方法などについて解説していきます。

1.キャリアコンサルタントとは

平成28年4月以降、国家試験に合格した人だけが「キャリアコンサルタント」と名乗ることができるようになりました。逆に国家試験に合格しなければ「キャリアコンサルタント」という名称はもちろん、類似する名称を名乗ることもできません(名称独占資格)。

キャリアコンサルタントには守秘義務が課され、信用や名誉を傷つける行為は禁止されます。また、5年ごとの更新が求められるので、キャリアコンサルタントという職種に対しこれまで以上に信頼が寄せられることになるでしょう。

キャリアコンサルタントの役割とは

キャリアコンサルタントは、仕事の選び方やキャリアプラン、キャリア形成などに関して、アドバイスや指導を行うキャリアコンサルティングの専門家です。

企業の人事部や人材紹介会社、人材派遣会社、ハローワークなどの公的就業期間、大学のキャリアセンターなどでの活躍が期待されています。また、フリーランスのキャリアコンサルタントとして、企業や団体などから委託を受けて活動するケースもあります。

2.キャリアコンサルタントが注目される背景

キャリアコンサルタントが国家資格化された背景

近年グローバル化が進む一方、少子高齢化・人口減少社会が問題視されています。このような状況の中で、世界各国に後れをとることなく経済成長を持続させるためには、1人1人が自己能力を最大限活かせる場所で働ける社会を作らなければなりません。