close

はじめての方はご登録ください(無料)

メニュー

BizHint について

カテゴリ

最新情報はニュースレター・SNSで配信中

連載:第55回 組織作り その要諦

稲盛氏の「最後まで絶対に諦めるな」の言葉で会社は生き残った。業界異例の高収益事業は「利他」の精神から生まれた

BizHint 編集部 2023年7月28日(金)掲載
メインビジュアル

築古ビル再生事業に取り組む株式会社LOOPLACE(ループレイス)。代表取締役 飯田泰敬さんは10代で内装業に従事し、20代で同社を立ち上げました。業界では異例とも呼ばれる利益率により成長著しい同社ですが、かつては倒産の危機や社員とのコミュニケーションに悩み廃業を考えたこともあったといいます。飯田社長に危機を乗り越えられたきっかけと会社を変えた稲盛氏との出会いについてお話をうかがいました。

メインビジュアル

株式会社LOOPLACE
代表取締役 飯田泰敬さん

10代から内装職人としてキャリアを積み1996年に飯田建装を創業。その2年後に有限会社成和工業を設立し、2007年に株式会社成和、2020年に株式会社LOOPLACEに商号変更する。2016年から築古ビル再生事業に精力的に取り組み、2017年、盛和塾世界大会において稲盛経営者賞を受賞した。2022年には新たに新事業「gran+」(https://gran-plus.com/)を開始。


あと数か月でお金がなくなる!ピンチの時に稲盛氏の言葉で励まされた。

――リーマンショックでは創業以来最大の危機を迎えられたそうですね。

飯田泰敬さん(以下、飯田): 当時は、まだ内装業が主体だったのですが、創業から十数年でこんなにも仕事が取れないのは初めてでした。

全く仕事がなくて必死に営業しましたが、月のキャッシュアウトが数百万円あって、あと数か月でお金が無くなるという状況。経営者にとってはものすごい恐怖です。私の保険を解約したりと乾いた雑巾を万力にかけて絞り出すような異常事態。行きつけの健康ランドに「ここ修繕した方がいいですよ」なんて営業をかけたこともありました。

――その危機を乗り越えられたきっかけはなんだったのでしょうか?

この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})

close

{{selectedUser.name}}

{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}

{{selectedUser.comment}}

{{selectedUser.introduction}}