連載:第26回 メディア・広告
2022年の広告・マーケ予算、現状維持~増加と考える企業は8割超、顧客を招いたリアルイベントなどに注力
コロナ禍を乗り越えた2022年度は、大がかりな反転攻勢に出ようとしている企業が多数を占めています。広告・マーケティング予算についても、リベンジ消費増などを見込んで、大幅な増額を考えている企業も多いようです。広告予算の増減予定、注力施策、改善したい課題などは、どういったものがあるでしょうか?
2022年度の広告・マーケティング予算、増加予定は4割超
コムエクスポジアム・ジャパンでは、同社が主催する「ad:tech tokyo」「Brand Summit」「Commerce Summit」「ad:chan」などに参加した広告・マーケティング担当者を対象に、「2022年の取り組み」についてアンケートを実施しました。
まず「2022年度の広告・マーケティング予算の増減予定」について聞くと、「今年度と同程度」44.0%が多数派ながら、「増加する予定」(11%以上、6~10%以上、3~5%以上)の合計は40.5%に達していました。
また「本格的にリオープニングとなった場合に実施したい施策」を聞くと、「顧客を招待したリアルイベントの実施」57.1%が特に多く、「イベントスペースを利用したタッチ&トライ施策」31.0%がそれに続くなど、リアルへの回帰が目立ちます。
「この先1年で重要度が増し、注力する・予算を振り向ける施策」については、「オウンドメディアの充実・強化」41.7%を筆頭に、「顧客とのコミュニケーション頻度の向上・関係強化」「コンテンツマーケティングの強化」「ソーシャルメディア活用による顧客とのつながり強化」「ファンマーケティングの実践」が上位でした。
2022年度は、コロナ禍で実施困難だったリアル系イベントへの回帰が目立ちそうです。
調査方法
調査期間:2021年12月8日~15日
調査方法:インターネット調査
調査対象:2021年のad:tech tokyo、サミットなどに参加した企業の広告・マーケティング担当者
調査人数:85人
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000013647.html
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