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連載:第9回 メディア・広告

2020年上半期のWebプロモーション予算、「増額」「減額」「変わらない」で三極化

BizHint 編集部 2020年8月18日(火)掲載
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新型コロナウイルスにより激動のシーズンとなった2020年上半期。商業活動は留まることなく、方向性や規模を変えつつ、さまざまなマーケティング施策が展開されました。Webプロモーション予算額やWeb広告の増減、さらに2020年下半期の予定を通して、各社の戦略が見えてきました。

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2020年上半期のWebプロモ予算、6割の会社が月間300万円以上を投入

イルグルムが実施した「2020年上半期(2020年1月~6月)のWebプロモーションに関する調査」によると、「2020年上半期の月間平均Webプロモーション予算」は、金額別では「300万円~499万円」が最多の28%。「1000万円以上」21%、「500万円~999万円」12%と合わせ、計61%が月間300万円以上を投入していました。

また「2019年下半期から2020年上半期で、Web広告の出稿金額に変化はあったか」を聞くと、背景に新型コロナウイルスがあったにもかかわらず、「減額した」35%、「増額した」32%、「変わらない」30%と、結果は3つにほぼ等しく割れました。

「増額した理由」を聞くと、「オンラインの売上が伸長」69%が最多で、「実店舗の売上減によるオンラインシフト」52%が上位となりました。災い転じてオンラインシフトが好調だったことが伺えます。また「新型コロナウイルスによる需要増」38%がそれに続いています。

また「2020年上半期に増額/減額したWeb広告」を聞くと、増額した広告では「Google広告(指名)」69%が最多で、「Google(一般)」52%、「Yahoo!スポンサードサーチ(指名)」52%が同率でそれに続くなど、リスティング広告による指名ワードの強化が見受けられました。一方、減額した広告では「Google広告(一般)」41%が最多。「Yahoo!スポンサードリサーチ(指名)」34%、「Yahoo!スポンサードリサーチ(一般)」34%が上位を占め、一般ワードの減額が目立ちました。

2020年下半期のWeb広告、「予算を増やす」24%が「予算を減らす」13%を大きく上回る

「2020年下半期(2020年7月~12月)のWeb広告費」について予想を聞くと、「わからない」35%が最多ながら、「現状維持」27%、「予算を増やす」24%で、「予算を減らす」は13%に留まっています。

「2020年下半期、Web広告の出稿強化に当たり取り組みたい施策」に関しては、「効果測定ツールの導入」58%、「アトリビューション分析」50%、「オフラインからオンラインへの来店促進」43%が上位となり、広告を増やすと同時に、その効果の分析に注力しようという傾向が見受けられました。

調査方法

調査期間:2020年7月13日~20日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:企業のマーケティング・広報・企画/販促担当者
調査人数:202人(2020年上半期にWebプロモーションを実施した92名、2020年下半期にWebプロモーションを実施予定の165名)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000009812.html
https://www.yrglm.co.jp/release/8920/

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