連載:第2回 オンラインの組織運営
あなたは弱さをさらけ出せますか? テレワーク下でのチームビルディングに必要なこと
働き方や生活を一変させたコロナ禍。仕事でのコミュニケーションもオンライン中心に変わった方も多いはずです。テレワークにもポジティブな側面とネガティブな側面があり、そのなかでどのようなコミュニケーションを取り、チームや組織を作っていけば良いのでしょうか。リーダー育成のプロフェッショナル中竹竜二さんがテレワーク下でのチームビルディングについて語ります。
オンラインでのコミュニケーション、回っていますか?
コロナ禍で欠かせない存在になったオンライン環境下でのコミュニケーション。今、ビジネスの現場では、これによって普段は見えない組織文化が揺さぶられ、ポジティブな現象とネガティブな現象の両方が起きています。こうした時期にこそ、本質的な一面が見えてくるのです。
各人のセルフマネジメントができている組織は、テレワークでもうまく回っています。物理的に離れていても、一人ひとりが自立して機能している実感が感じられ、互いに信頼し合い、リスペクトし合える。「この働き方もいいよね」というポジティブな意見が出やすいのも特徴です。オンライン化が、これまでは気づかなかった自分たちの組織の良さを改めて再認識できるきっかけになっています。
一方で、「本当にみんな家でもちゃんと仕事しているのか」とチームのメンバーを疑ってしまったり、オンラインで対話していてもなんとなくギスギスするような感覚があったりする場合は、お互いの信頼関係が瓦解しかけています。そもそもリモートワークに移行する際、リーダーが「在宅勤務は遊びじゃないぞ」と発破をかけてスタートを切ったような会社は、普段からメンバー同士の信頼関係がないというネガティブな要素を、すでに露呈してしまっているのです。
弱さをさらけ出す、のがスタート地点
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バックナンバー (4)
オンラインの組織運営
- 第4回 過去の経験を”振り返る”ことでしか人は成長できない
- 第3回 「最高のチーム」をテレワーク下で作るには
- 第2回 あなたは弱さをさらけ出せますか? テレワーク下でのチームビルディングに必要なこと
- 第1回 『日本一働きたい会社』ライフル羽田幸広さんはコロナ禍でどう動いたか