連載:第13回 総合 2020年1月~3月
22.6%もの企業が過去3年以内に機密文書の紛失・盗難などの漏洩事故を経験
近年、企業経営を取り巻くリスクのひとつに、個人情報や機密文書の流出といった情報漏洩と、それに伴う膨大な損害賠償(1件平均6.5億円 ※ジェムアルト調べ)が取り上げられるようになってきました。しかし、情報漏洩の事故は後を絶ちません。重要情報を管理する総務部門は、個人情報や機密文書の取り扱いは最重要課題のひとつになっています。<br> 株式会社日本パープル(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 壮之介)は、従業員数50名以上の企業・団体で総務部門に所属する1,057人を対象に「機密文書の処理に関する意識調査」を実施しました。
ポイント
■過去3年以内に2割以上の企業が機密文書の紛失・持ち出し・盗難などの漏洩事故を経験している
調査の結果、22.6%の企業で過去3年以内に漏洩事故が起きています。また、63.3%もの担当者が社内で機密文書をデスクやキャビネットなどに出しっぱなしにしている場面を確認しています。情報セキュリティのリスキーな現状が浮き彫りになりました。
■機密文書の処理は、「シュレッダー(85.8% )」が最も多い
圧倒的な使用率のシュレッダーに次いでは「セキュリティボックス回収(35.1%)」「ダンボール箱などでまとめて破棄(30.5%)」という結果になりました。
■機密文書の処理方法で改善を希望する点トップ3は「処理する時の手間(60.2%)」「セキュリティ面の強化(42.4%)」「コスト削減(36.7%)」
現状の処理方法には手間を感じ、またセキュリティ面にも不安を持つことがわかりました。
■機密文書処理業者を選ぶ基準は「セキュリティレベル(53.1% )」「コスト(39.2% )」「業界シェアなどの実績(31.6% )」
機密文書処理業者の選定基準ではセキュリティレベルがコストを上回り、やはり機密文書の漏洩に対する危機感が窺えます。
<調査概要>
【名称】機密文書の処理に関する意識調査
【調査期間】2019年11月6日(水)~2019年11月7日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,057人
【調査対象】従業員数50名以上の企業・団体で総務部門に所属する方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000037527.html
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