連載:第8回 プロリクルーターカンファレンス講演レポート
アマゾンが重視する戦略的な人材獲得「タレント・アクイジション」。「リクルーティング」とは何がちがうのか?【アマゾンジャパン篠塚氏・曽和利光氏対談】
この数年、人事の世界でよく耳にするようになった「タレント・アクイジション」。戦略的に有能な人材獲得を行う取り組みを意味するとされているが、国内での具体的な実践例についてはそれほど語られていない。そこで、アマゾンジャパン合同会社で人事部タレント・アクイジションのマネージャーを務める篠塚寛訓氏を迎え、モデレーター役である株式会社人材研究所代表取締役社長の曽和利光氏がアマゾンジャパンの「タレント・アクイジション」の取り組みと、それを実現するチームづくりについて聞いた。本レポートでは、セッション前半部分の篠塚氏による講演部分をレポートする。
【登壇者】
アマゾンジャパン合同会社 人事部 タレント・アクイジション マネージャー 篠塚 寛訓氏
株式会社人材研究所 代表取締役社長 曽和 利光氏
(本記事はビズリーチ主催 Pro Recruiter Conference2017の講演レポートです)
「タレント・アクイジション」はアマゾンの成長エンジン
セッション冒頭の篠塚氏によるプレゼンテーションは、世界的大企業のアマゾンらしいエピソードから始まった。
「1月中旬ごろのことだったかと思いますが、トランプ大統領の就任を前に、アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾスは『2018年半ばまでに米国で新たに約10万人を雇用する』と発表しました。人事職に就かれている皆様であれば想像いただけるかと思いますが、10万人の採用はそう簡単なことではありません。今日は、会社を成長させるために、戦略的な人材獲得『タレント・アクイジション』を重視しているアマゾンで、人事担当者として勤務する中で私が感じていることをいろいろお話ししたいと思っています」
「タレント・アクイジション」と「リクルーティング」の違い
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プロリクルーターカンファレンス講演レポート
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