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連載:第11回 経営・SaaSイベントレポート2024

「現状維持」は衰退のはじまり。経営者が意識すべき、企業の究極の生存戦略とは

BizHint 編集部 2025年2月17日(月)掲載
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「現状維持を目指した時点で、企業の衰退は始まる」そう語るのは、資本金10万円から創業し、わずか10年でグループ売上20億円を達成した株式会社SHONAI 代表取締役 山中大介さんです。山中さんは、変化の激しい時代、企業が生き抜くために経営者が持つべき考え方は「二つ」あると言います。一つは、人体の「動的平衡」を経営に応用した、挑戦し続けることの必然性。そしてもう一つ「これが無ければ会社は潰れる」という考え方とは?詳しく伺いました。

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「これが無ければ会社は潰れる」究極の生存戦略とは

山中大介さん(以下、山中): 僕には、経営上すごく大事にしている考え方が二つあります。一つは、 企業は「現状維持」を目標とした時点で、衰退が始まる ということです。

経営者の方々と話していると、現状の領域を守りたいというか「今を維持できればいい」という人が少なからずいます。でも僕は「それって、すごく難しいことですよ」と伝えます。なぜかというと、 現状維持はトライ&エラーを繰り返し、新陳代謝を起こさなければ実現できない からです。

人間に例えると、昨日も今日もさほど見た目は変わらないですよね。でも、実は細胞は1日何万個も入れ替わっている。これ「動的平衡」というんですが、 平衡を維持するためには、細胞を入れ変えなければならない。 人体もそうですが、企業もそうなんですよ。「何もしない」ということは、「平衡を維持する」こととイコールではないんです。衰退を許すことになる。これを、経営者は理解しなければいけないと思います。

挑戦し続けた結果の「現状維持」はあっても、現状維持を目的とした現状維持は存在しない と考えます。経営者である以上、 チャレンジし続けることはもう「宿命」と捉えたほうがいい。 株式会社SHONAIは、2014年に資本金10万円からスタートしましたが、現在は4つの領域で事業を展開し、2024年度はグループで20億円を売り上げています。これは、とにかく 人材に投資し続け、新たな事業にチャレンジし続けたから こそです。

そして、もう一つ。経営者がこの考え方を持っていなければ、 社会においてその企業の存在価値は無くなっていく。 つまり「 これが無ければ会社は潰れる 」ということです。それは、

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