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連載:第4回 進め方いろいろ「中小企業の働き方改革」

残った人員で仕事を回す。たった1つの決断から結実した大型投資と働き方改革

BizHint 編集部 2021年11月24日(水)掲載
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社員数が少ない会社ほど、一人が抜けた穴を埋めるのは大変なもの。佐賀県にある中小企業、サガ・コア&カッター工業株式会社でも、ライフスタイルの変化により事務職4名中2名がいなくなってしまうというピンチに陥っていました。取締役の重松恵美さんは、今後も起こり得るこの状況を打破すべく、少人数でも事務作業が回せるよう効率化を決意。試行錯誤の末、事務作業の時間は大幅削減。さらに空いた時間でものづくり補助金にも挑戦し、企業の成長を後押しする設備の導入にも繋がりました。その変革の過程でどのようなことが起きていたのか、詳しくお話を伺いました。

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サガ・コア&カッター工業株式会社
1999年、佐賀県白石町にてカッター・コア工事専門業者として創業。独自のアイディアで多種多様なダイヤモンド工法を行う。現在は橋梁補修・耐震補強工事、伸縮接手(ジョイント)の加工管理~新設補修工事をはじめ、鉄筋探査(電磁波レーダー)や、劣化した箇所のみを剥離~修繕できるブラスト工事など、最先端技術を採用した工事を強みとしている。

株式会社ワクフリ
2017年12月に設立。「企業のバックオフィス業務を改善し、働きやすく本業に集中できる企業を世に創出し続ける」ことを経営理念とし、主に中小企業に対しバックオフィス効率化の支援や補助金獲得サポートなどを行っている。ツールの導入支援だけでなく、業務改善・運用定着のサポートまで行うことが特徴。


事務作業を効率化しないと、会社の未来がない

重松恵美さん(以下、重松): 当社は、1999年にコア・カッター工事の専門業者として創業し、現在は橋梁補修工事をメインに事業を手がけています。社員数は10名ですが、工事を一緒に行う協力会社の方や専門的な一人親方さんたちと一緒にチームで現場を回しています。

――現在の社長は、重松さんのお兄様なんですね。

重松: はい、創業者である父は2021年3月末で退任し、兄が社長に就任しました。社長は現地調査や営業をしながら現場にも入りますし、経営者としてのリーダーシップを最大限に発揮し、会社を牽引している頼もしい存在です。私は2018年に入社し、取締役として経営のサポートを行いながら、業務上作成が必須である安全関係の書類の管理や会計回りといった事務全般を担当しています。

――重松さんはご自身の業務に課題を感じていたそうですね。

重松: はい。建設業には事業の規模・能力に応じたランク制度というものがありまして、ランクがあがればより大きな仕事を受けることができるんです。当社としてもランクを上げ、下請けから元請けの仕事にシフトしていきたいと考えていて、2019年に「2年後にC級にあがろう」という目標を掲げました。しかし、今自分が抱えている業務量を考えると、頑張ってC級にあがったとしても、現場のサポートに入れる状態ではないですし、より大きな案件を受けるのは難しそう…というジレンマがありまして…。

さらに言えば、事務系の仕事は4名で担当していたのですが、配偶者の転勤に伴って1名が退職することになり、もう1名の産休のタイミングも重なり…主要メンバーの半分が抜けてしまうという状態になったんです。 少人数の組織は、メンバーが1人欠けるだけでも一大事。とはいえ、転勤や産休といったライフイベントによる休職や退職は今後もついて回ること。 会社の成長のためにも、そうした事態を乗り越えて解決しなければいけないと思いました。

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