連載:第22回 メディア・広告
急拡大の「VTuber」、10代・20代の半数が週1回なんらかのVTuber動画を視聴
生身の出演者ではなく、3DCGキャラや2Dイラストキャラが語り手として登場する「VTuber」(バーチャルYouTuber)が、最近徐々に定着しつつあります。リアルさは少ない反面、顔バレがない・性別の転換も可能・場合によっては非人型キャラもありなど、YouTuberと異なる面白さが支持され、裾野もどんどん広がっていますが、今回SheepDogでは、デジタル世代である10代・20代のリアルな受け止め方を調査しました。
10代男性の半数が週1回、4人に1人が毎日、VTuber動画を視聴している
まず、10代・20代400人に「VTuberの配信動画を週にどのぐらい視聴しているか」を聞くと、「まったくない」56.75%で、残る43.25%が週に1日以上視聴していました。YouTubeだけでなく、その他Webメディア、さらにはTVにも登場するなど、かなり認知が広がったVTuberですが、10代・20代でも、接触状態は半々に分かれるようです。
「週に1日以上VTuberの動画を視聴している」と回答した人を性年代別で分けると、最多は「10代男性」の52%。他の40%前後に10ポイントの差を付けています。“キズナアイ”に代表されるアイドル的な女性キャラVTuberが多いことが背景にあると思われます。「ほぼ毎日VTuberの動画を視聴している」とした場合でも、最多は「10代男性」の23%でした。
なお「ほぼ毎日VTuberの動画を視聴している」を男女別で見ると、女性のほうが多く、特に「20代女性」は他より比率が高くなっています。
VTuberはマネジメント企業がすでに多数存在し、広告やイメージキャラクターに起用する会社も増えています。今後さらに多様なキャラが登場すると予想されます。
調査方法
調査期間:2021年8月4日
調査方法:ネットリサーチ(調査メディア:STRATE)
調査対象:15歳~29歳の男女(居住地:宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県)
調査人数:400人
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000077217.html
https://strate.biz/news/vtuber/
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