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連載:第8回 IT・インターネット

課題はRPAスキル人材の育成、業務効率化のためのRPA活用アンケート

BizHint 編集部 2020年1月15日(水)掲載
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ホワイトカラーの業務効率化や人手不足解消を目的として導入が進む、ソフトウェアロボットが業務の代行を行うRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)。実際の導入企業においては、今後のさらなる活用や現場での課題をどう見ているのでしょうか。 ヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢)はこのたび、RPA利用企業へのアンケート調査を実施しました。

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92%の企業が今後のRPA活用に対して拡大路線の意向

まず始めにRPA活用について今後の展望を聞いたところ、「積極的に拡大していく」が56%、「効果を見ながら拡大していきたい」が36%と、計92%が拡大意向となりました。

RPA活用の課題は「RPAスキルを持った人材の育成」

RPA活用を促進するにあたり、取り組んでいることや工夫していることを複数回答で聞いたところ、「積極的に人材育成に取り組んでいる」が54%と最多となりました。続いて、「従業員の理解促進」(34%)、「経営層の理解促進」(13%)と、社内の理解・協力体制づくりに取り組んでいることがわかりました。

次に、RPAの活用を阻害している要因について複数回答で聞いたところ、その他の回答に圧倒的な差をつけて76%の担当者が「RPAスキルを持った人材育成が難しい」と回答しました。自由回答では、「通常業務と平行してRPAの習得をすることが難しい」等、兼任でRPAを担当しており時間が取れないといったコメントも多く見られました。

シナリオ開発は56%が「利用部門」の担当、現場がRPA活用を主導

RPAが行う作業をフローチャート形式で手順化し、このフローチャート図をもとにRPAが自動化を実行する「シナリオ」の開発部門を聞いたところ、56%が利用部門と回答しました。半数以上が現場手動で、利用する部門自らシナリオを開発している結果となりました。

また、導入初期と拡大期(複数部門もしくは全社に展開して活用を推進している時期)を比較すると、活用が広がるにつれ、利用部門でのシナリオ開発比率が高まることがわかりました。

シナリオ開発者は1~2人でスタートし、拡大期には34%が10人以上に

シナリオ開発担当者については、導入期には1~2人が半数を占めました。利用が進む拡大期では、10人以上のシナリオ開発者がいるとの回答が合計で34%となりました。RPA利用企業では利用部門でのシナリオ開発が主流となる中、いかに、利用部門にてシナリオを開発できる人材を育成できるかという点が、今後のRPA活用を拡大するポイントになります。

調査概要

調査期間:2019年8月6日~12月17日
調査対象者:当社RPAシナリオ作成技術者養成研修に参加した法人担当者
回答数 総計1,588件(トライアル中:567件、導入初期:499件、拡大期:458件、その他:64件)
調査方法:インターネット調査
※調査結果の構成比は、小数点以下を四捨五入して算出しているため、合計値は必ずしも100%とはなりません。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000964.000005089.html

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