連載:第96回 経営危機からの復活
万年赤字3つの原因。廃業・大量離職を乗り越えたリーダーの信念
BizHint 編集部
2026年1月6日(火)掲載
グループの中で、自社だけが長年赤字を吐き続けていた―。戸建て住宅の建設・販売を扱うリストホームズ株式会社は、同社が所属するリストグループ再編の際、その事実にはじめて直面しました。赤字体質に陥っていた要因は大きく3つ。会社を畳むことも検討された中、リーダーは「その3つを取り除くための改革」を進める決断をします。大量離職が発生しながらも、赤字脱却の歩みを進めるプロセスについて、同社・杉本敦史社長に話を聞きました。
リストホームズ株式会社
代表取締役社長 杉本敦史(すぎもと あつし)さん
1974年、北海道生まれ。1996年リスト株式会社に入社、入社当時は社員数30名程で事務所も1拠点のみ。20年以上リストグループの営業部門に在籍し、支店長、営業部長、役員を歴任し、現在は至る。
長年見えなかった赤字体質、3つの要因。
――貴社は2016年のグループ分社化に際して、経営の実態が露わになったとのこと。当時の状況を教えてください。
杉本敦史 社長(以下、杉本): グループ分社化の目的は、規模拡大と事業範囲の増加に伴う、経営判断のスピードを上げることでした。
当時、グループ全体としては黒字だったのですが、一連の数字を精査する過程で、グループ内の建設部門だった当社(当時はリストコンストラクション株式会社)の慢性的な赤字体質が明らかになりました。
グループ内で赤字だったのは当社のみ。毎年5000万円から1億円程度の経常赤字を計上していました。
その後、要因の調査や喧々諤々の議論を経て、 この赤字体質の原因は大きく3つであると結論。 これを取り除くため、社員の反発も覚悟の上で、改革を進めていきました。
その3つの原因というのは、
1.低い利益率
この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})
{{selectedUser.name}}
{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}
{{selectedUser.comment}}
{{selectedUser.introduction}}
バックナンバー (96)
経営危機からの復活
- 第96回 万年赤字3つの原因。廃業・大量離職を乗り越えたリーダーの信念
- 第95回 「利益はうんちと同じ」尊敬する経営者の言葉で目が覚めた。倒産寸前の会社をV字回復させた"たった一つの指針"
- 第94回 倒産寸前から再起した地方企業。リーダーが貫いた「たったひとつの指針」
- 第93回 「社員の意識は変えられない」と悟ったリーダーが見直した、組織を変えるたった一つの考え方。V字回復の裏にあった転換点
- 第92回 倒産寸前の会社を蘇らせた唯一の指針。「絶対に諦めない」リーダーの覚悟と信念