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連載:第25回 組織改革 その根幹

ストレッチ専門店『Dr.stretch』急成長の舞台裏。社員のやる気を生み出す組織づくりの本質

BizHint 編集部 2026年4月6日(月)掲載
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ストレッチ専門店『Dr.stretch』を運営する株式会社nobitel。2010年の1号店オープンからわずか6年で100店舗を達成し、現在は国内外300店舗超、従業員数約1,800名まで成長しています。この急成長を支えるのは、「上司が部下を評価しない」仕組みを用いた組織づくりです。「管理」や「権力」に頼らず、社員のやる気を生み出す組織づくりの本質とは?その背景には、かつての内部分裂から学んだ「ある教訓」がありました。同社の黒川将大会長にお話を伺いました。

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多くの企業が陥っている“リーダーシップの勘違い”とは

――貴社が運営するストレッチ専門店『Dr.stretch』は、近年急成長を遂げています。その成長の要因はどこにあるのでしょうか?

黒川将大さん(以下、黒川):ありがたいことに、 『Dr.stretch』はストレッチ業界 No.1の店舗数を誇り、右肩上がりで拡大し続けています。

この要因は、事業モデルの優位性だけではなく、当社独自の組織づくりにあると考えます。その中心が「上司が部下を評価しない」仕組みです。世の中の大半の企業では「上司が部下を評価する」制度が当たり前ですが、これには多大な弊害があると私は考えています。

まず、管理職が膨大な時間を査定業務に費やしていること。組織の規模によっては、業務時間の3分の1近くを査定に費やすこともある。現場で優秀だったから管理職になったはずなのに、出世が生産性を落としてしまう。これでは本末転倒です。

さらに深刻なのは、上司が部下を評価すると、部下はどうしても上司の顔色を見て仕事をするようになることです。その結果、「上司に気に入られるのが上手な人」が管理職に上がっていく。これが大きな“勘違い”を生み、組織不全を引き起こします。

―― “勘違い”とは?

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