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連載:第25回 自社だけで悩まない!専門家に相談してみよう

あなたは仕事の応諾をどう判断しますか?プロ経営者が必ず確認する3つのポイント

BizHint 編集部 2025年11月21日(金)掲載
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約20年にわたって「職業経営者」「プロ経営者」として再生、成長、上場、売却と、あらゆる修羅場を駆け抜けてきた笹井 英孝さん。その実践知を凝縮した「経営者学」の中から、『経営ポジションのオファーを受けるかどうか?』の応諾判断について伺います。笹井さんには、必ず自ら確認する3つのポイントがあるとのこと。それは経営者ならずとも「仕事を引き受けるかどうか」判断する場面で役立つ、実践的な思考・行動様式でした。

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経営ポジションオファーの応諾判断。3つの確認ポイント

「外部から経営者として招聘された際、一番大事なことは何ですか?」こう聞かれることがあります。一つに絞るのは難しいですが、私は 「自分自身でゴールを設定すること」 と答えています。

例えば「社長就任後、3年でミッションを終えるとして、その時に『うまくいった!』と思えるのは、どのような状態か?」と自問してみると良いでしょう。それは経済的なリターンでしょうか?株主からの評価でしょうか? それとも社員からの評価? あるいは「自分がやるべきだと信じたことをやり切れた」という納得感?ゴールは人それぞれです。

私自身は株主へのリターンも当然重視しますが、短期的な利益のために血も涙もないような経営は絶対にしたくありません。一人でも多くの人に「笹井さんと一緒に働けて良かった」と思ってもらいたい。外部から来た経営者であっても、同じ会社で共に過ごす時間はお互いの人生にとって貴重な数年間です。その出会いが双方にとって素晴らしいものになるようにしたいと願っています。

ではあらためて、「○○社の社長になりませんか?」と株主やヘッドハンターから、あるいは知人を通じて会社の経営ポジションのオファーを受けた時、私はどのようなことを考えて、そのオファーの応諾を見極めているのか?

私は、大きく3つのポイントを確認して判断を下しています。これらは経営を担う上で基本的なことでもありますが、一方で、経営に限らず仕事の応諾を判断する際の参考になるのではないかと思います。 その3つとは、

1. 企業の基本情報を把握する

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