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半数近くの管理職、「コロナ禍でマネジメントの難易度が上がった」と実感

BizHint 編集部 2022年1月11日(火)掲載
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コロナ禍による“1年以上のパンデミック”は、通常の経済動向として想定外のもので、じわじわとビジネス現場を疲弊させてきました。一般企業の中間管理職においても、テレワークという新しい働き方が急拡大したことで、人事評価や勤怠マネジメント、人材育成でこれまでになく負担が発生しています。

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コロナ禍でマネジメントの難易度が上昇、大企業ほど影響か

チームスピリットでは、部長/課長/次長/係長・主任クラスの役職者(中間管理職)300名、一般社員300名を対象に「プロジェクト型ワーカーに関する調査」を実施しています。それによると、役職者で「コロナ禍でマネジメントの難易度が上がったと思う」+「どちらかと言うとコロナ禍でマネジメントの難易度が上がった」と回答した人は、合計で全体の48.0%でした。

1,000名以上/未満の企業規模別に見ると、従業員1,000名以上の大企業の役職者では56.0%、999名以下の中堅・中小企業では44.0%と、企業規模で10ポイント以上の差異がありました。

「会社に報告していない超過勤務(サービス残業)」については、「変わらない」が全体の7割近くで、「増えた」+「どちらかと言えば増えた」は22.3%でした。立場別では、役職者24.6%・一般社員20.0%でした。

「身体的な負担や疲労感」については、「変わらない」は全体の4割ほどにとどまっており、「増えた」+「どちらかと言えば増えた」が22.3%と多めでした。企業規模・役職別で見ると、「大企業の役職者」は「増えた」+「どちらかと言えば増えた」が39.0%に達しており、圧倒的に高い数字を示しています。

コロナ禍により、メールやチャットでのコミュニケーション、ビデオ会議などの遠隔コミュニケーションが増えました。とくに連絡や報告の機会が多い役職者ほど、この負担は増大していると思われます。

相互理解が足りていない! 背景には立場の違い?

「現在のチームメンバーとの関係性」について、役職者側・一般社員側双方に聞くと、「相互で理解が足りていない」+「どちらと言えば相互で理解が足りていない」は全体で32.9%。一般社員は37.8%が、役職者は28.1%が「足りない」と回答しており、ここでも認識のギャップがあるようです。

さらに「相互理解が足りていない理由」を聞くと、「自分自身が忙しくてコミュニケーションする時間が取りにくい」54.1%、「相手の忙しさを鑑みて、話しかけるのをためらってしまう」42.9%、「相手のことを知らないから」30.1%が上位となりました。

「自分自身が忙しい」というのは上司側、「相手の忙しさを鑑みる」というのは部下側の事情が透けて見えます。また、ほぼ3人に1人のビジネスパーソンが“相手のことを知らない”と考えているのは、かなり衝撃的な結果かもしれません。

調査方法

調査期間:2021年11月12日~14日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の士業・コンサルタント業・エンジニア業の企業に勤める25~54歳の男女
調査人数:600名(部長/課長/次長/係長・主任クラス300名、一般300名)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000021273.html

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