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Slack・LINE打刻は東京で約2倍、一方で緊急事態宣言による企業の働き方への影響は減少傾向

BizHint 編集部 2021年10月21日(木)掲載
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株式会社DONUTS(東京都渋谷区、代表取締役:西村啓成)は、クラウド勤怠管理システム『ジョブカン勤怠管理』の勤怠管理プランを利用している企業を対象に、打刻数と打刻方法に関するデータ集計を実施しました。また、クラウド給与計算システム『ジョブカン給与計算』を利用している企業を対象に、在宅勤務手当に関するデータ集計も行いました。最初に緊急事態宣言が発出された2020年4月から4度目の緊急事態宣言期間である2021年8月までの期間で、企業の働き方がどのように変化したのかを探るため、「ジョブカンシリーズ」の持つ企業データの分析を行いました。

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1日あたりの打刻数、2度目以降の緊急事態宣言以降はほぼ横ばい

東京都における1日あたりの打刻数は、2020年4月の1度目の緊急事態宣言時には大幅に減少したものの、2度目以降の緊急事態宣言以降はほぼ横ばいとなっています。緊急事態宣言発出直後はわずかにオフィス打刻が減少するものの、期間中に徐々に元の数値に戻っており、緊急事態宣言はもはや1度目ほどの抑制力に繋がっていないことがうかがえます。

※打刻方法
オフィス外打刻…モバイル端末からアクセスするモバイルマイページや、LINE、Slackなど、勤務場所に縛られないツールを利用して打刻する方法
オフィス打刻…ICカードや指静脈認証などオフィスに設置された機器を利用して打刻する方法

Slack、LINE打刻数ともに右肩上がりで増加傾向

東京都における1日あたりのSlack打刻数は、2020年4月~2021年8月で2.1倍に増加しました。緊急事態宣言期間中はわずかに減少を見せるものの、打刻数は全体的に右肩上がりの傾向を示しています。なお、大阪では同期間で2.46倍に増加、一都三県と大阪を除いた地域でも1.58倍に増加しており、緊急事態宣言が繰り返し発令される中、打刻場所を問わないSlackを利用した打刻が全国的に増加傾向にあることがわかります。

また、東京都における1日あたりのLINE打刻数は2020年4月~2021年8月で1.75倍に増加しました。緊急事態宣言期間中か否かに関係なく、その打刻数は右肩上がりを維持しています。なお、大阪では1.13倍に増加、その他、一都三県、大阪を除いた地域では1.37倍の増加となりました。LINE打刻についても全国的に増加傾向にあることが明らかとなりました。

【Slack・LINEによる打刻数の期間※変遷(東京都)】
※ビジネスチャット「Slack」とジョブカンを連携させることでSlackのチャンネルで打刻する方法
※チャットツール「LINE」とジョブカンを連携させることでLINEのトーク画面上で打刻する方法

在宅勤務手当の支給、地域差が浮き彫りに

「在宅勤務手当」を支給する企業数は決して多くはありませんが、東京都を中心とした首都圏では増加傾向にあります。一方、それ以外の地域では在宅勤務手当支給を新たに開始する企業はほとんど見られず、地域格差を浮き彫りにする結果となりました。一方で在宅勤務手当の支給額については全国的に中央値が「3,000円」となり、地域差がほとんど見られないことも明らかとなりました。

調査概要

調査内容:長期化するコロナ禍における働き方の変化とDXの浸透について
調査対象:
・2020年4月から2021年8月まで継続して『ジョブカン勤怠管理』の出勤管理プランを契約済みの一部企業(無作為抽出)出退勤打刻データ:249,685,166件
・2020年4月から2021年8月まで継続して『ジョブカン給与計算』を契約済みの一部企業(無作為抽出)の『ジョブカン給与計算』の支給項目および支給金額:1,065アカウント
集計期間:2020年4月1日〜2021年8月31日

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000857.000004237.html

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