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アフターコロナ&テレワークメインの新時代、「会社に対する不満」にも変化の兆し

BizHint 編集部 2021年9月30日(木)掲載
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新型コロナウイルスの感染拡大以降、国内ではテレワークが急速に普及しました。徐々に社会は落ち着きを取り戻していますが、テレワークが進展したことで、働き方そのものに対する意識が大きく変わりました。そうした“アフターコロナ&テレワークメインの新時代”には、会社や働き方への不満も、変化していくと考えられます。

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不満感はテレワーク未実施のほうが強いが、実施してもまた新たな悩みが…

Daiでは「会社に対する不満」に関するアンケート調査を実施し、2,200人から回答を得ています。まず「テレワークの実施状況」について聞くと、「テレワーク勤務を実施」42.6%、「テレワーク勤務は未実施」57.4%となりました。内訳を見ると、「テレワークに完全移行した」9.2%がある一方、まったく実施しなかった企業は41.6%にのぼります。

続いて「会社への不満がありますか?」と聞くと、「テレワーク勤務を実施」した人たちでは「不満がある」は52.5%でしたが、「テレワーク勤務は未実施」の人たちでは64%まで高まっていました。

「不満がある」と回答した人に「現在会社に感じている不満は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるものですか?」と聞くと、「コロナとは関係がない(以前からの不満)」との回答がテレワーク実施の人たちでは54%でしたが、テレワーク未実施の人たちでは73.7%を占めていました。テレワークに関係なく潜在的な不満があったと考えられます。

そこで「現在もっとも会社に不満を感じていること」をそれぞれに聞くと、テレワーク実施の人たちでは「会社の方針」44.9%が最多ですが、それに続いて「テレワーク」22.5%がかなりの割合で続きました。具体的には「コミュニケーションがうまく取れない」「勤務時間が伸びた」「給料が減った」といった意見が目立ちます。

一方、テレワーク未実施の人たちも「会社の方針」54.2%が最多ですが、テレワーク勤務を行っている層より約10%も「会社の方針」に関する不満があがっています。これは「テレワーク勤務が可能なのに、出社させられている」「テレワークが許可される部署が限られている」「密な電車に乗って出社を迫られる」など、テレワークを実施していないからこそ、さまざまな不満が新たに発生しているようです。

最後に「不満がある」と回答した人に「不満は今後改善すると思いますか?」と聞くと、「改善すると思う」は16%に留まりました。不満解消までの道のりは遠いようです。

調査方法

調査期間:2021年7月28日~8月11日
調査方法:ネットリサーチでのアンケート調査
調査対象:会社員(事務系・技術系)の30代~50代の男女
調査人数:2,200人(男性:1,649人、女性:551人。勤続年数1年未満:111人、1~3年:167人、3~5年:374人、5~10年:374人、10年以上:1,241人)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000013191.html
https://fc.dai.co.jp/articles/1108

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