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非対面アプローチの「インサイドセールス」、4割超の企業が現在導入中

BizHint 編集部 2021年8月12日(木)掲載
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相手を訪問する従来型の「フィールドセールス」に対し、電話・メール・ビデオ会議システムなどを用いて顧客と対面せずコミュニケーションする「インサイドセールス」(内勤型営業)が、コロナ禍により注目を集めています。営業職におけるテレワークやインサイドセールスの採用率、現在の状況などについて、インターパークが調査を実施しました。現在営業職に就いている500人から回答を得ています。

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インサイドセールスにより「顧客へのアプローチ状況を情報共有」できるのが利点に

まず、全体に「テレワークの実施率」を聞くと、43.2%が「現在も実施中」と回答しています。なお、この数値は前年の53.0%から大幅に減少しています。これを、「インサイドセールス」を導入している企業、未導入の企業でそれぞれ見ると、インサイドセールス導入企業は66.7%がテレワークを実施中の一方、未導入の企業は35.0%にとどまっています。テレワークを導入済みの場合、顧客管理システムや営業支援システムなども自宅から利用できるため、インサイドセールスを行いやすい環境が整っていると考えられます。

「インサイドセールス」という言葉自体の認知をあらためて聞くと、「詳しく理解しており説明できる」15.0%、「なんとなく理解している」38.6%、「聞いたことがあり多少理解している」11.2%、「聞いたことはあるが余り理解していない」10.4%、「理解していない」24.8%となりました。

また、「自社においてインサイドセールスを導入している」との回答は26.1%で、昨年の20%から大きく上昇しています。やはりコロナ禍の影響が大きいと考えられます。

ここで“過去の顧客”との関係について、「過去の顧客が知らぬ間に競合他社と契約に至っていたことがあるか」とその件数を聞くと、全体の32.8%が「まったくアプローチを行えていないため、わからない」と回答しました。「ゼロ件」としたのは19.0%。残る半数近くは、競合他社と契約したケースがあるようです。

こうした背景を踏まえた上で、「顧客へのアプローチ状況を社内で情報共有できているか」を聞くと、「90%以上」「75%~89%」との回答は、全体では30.8%でした。しかしこの割合は、インサイドセールス未導入の企業(25.0%)と導入済みの企業(48.1%)では大きな差がありました。インサイドセールスを導入している場合、顧客へのアプローチ状況を履歴に残して情報共有していると考えられます。

調査方法

調査期間:2021年5月6日~9日
調査方法:ネットリサーチ会社保有のデータベースを元にしたインターネット調査
調査対象:現在営業職に就いている社会人(正社員・パート・アルバイト・派遣社員)
調査人数:500人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000048404.html

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