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連載:第10回 メディア・広告

広告業の倒産件数、4年連続増加の可能性。最も倒産が多いのは「広告代理業」

BizHint 編集部 2020年10月20日(火)掲載
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新型コロナウイルスの影響で様々な業界が深刻なダメージを受けています。その影響は広告業界にも及んでいるのかもしれません。帝国データバンクは、2009年以降の広告関連業者の倒産動向について集計・分析したレポートを発表しました。本調査の結果をみると、広告関連業者の倒産は前年を上回るペースで発生しており、同じペースが続けば倒産件数は2017年より4年連続で増加する可能性があるようです。

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広告関連業者の倒産件数、2020年の1~9月累計が前年を上回る

広告関連業者の倒産件数推移によると、2020年の広告関連業者の倒産件数は、9月末までに108件。負債総額は 67億100万円となっています。上半期の倒産件数は73件で2019年上半期の65件を大きく上回りました。2019年の1~9月累計(107件)よりも、2020年1~9月累計の方がわずかに上回っています。

広告関連業者の倒産件数は2017年から3年連続で増加しており、2020年もこのペースでいくと増加する可能性が伺えます。

倒産件数が最も多いのは広告代理業

倒産件数を業種別に見てみると、広告代理業が57件(52.8%)と最も多い結果となりました。次に「広告制作業」が31件、「ディスプレイ業」が12件と続いています。

負債総額は5000万円未満の企業が約7割

広告関連業者の倒産を負債規模別にみると、「1000万〜5000万円未満」が74件(68.5%)で最も多くなりました。次に、「5000万〜1億円未満」が 17件、「1億〜5億円未満」が16件と続いています。

負債10億を超える企業の倒産は2020年に発生していないようです。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000043465.html

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