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連載:第15回 小売・サービス

東京ディズニーランドの新エリアがついにオープン! 滞在時間が2時間も長くなった

BizHint 編集部 2020年10月12日(月)掲載
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新型コロナの影響を受け、3月以降休園していた東京ディズニーリゾート(TDR)。2020年は東京ディズニーランドの新エリア誕生などが予定されていましたが、それも延期……。しかしながら9月28日ついに、「美女と野獣“魔法のものがたり”」「ベイマックスのハッピーライド」「ミニーのスタイルスタジオ」が新たに開園しました。新エリアオープン前後2週間のTDLの人流はどうだったのでしょう?

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来園者が4割増、滞在時間は2時間も長くなっている

新エリアは感染対策を考慮してエントリー方式を採用しており、公式アプリからパスを入手後並ぶことができます。待機スペースも物語の世界観を採用していました。レイ・フロンティアは、同社のライフログアプリ「SilentLog」(サイレントログ)を活用し、新エリアオープン前後2週間(9月21日~10月4日)について、東京ディズニーランドの人の流れを分析しました。

まず全体の来園者数を見ると、首都圏は9月24日~29日にかけて雨天が続いたこともあり、新エリアがオープンした9月28日、翌29日は大きく落ち込みました。しかし、新エリアオープン後の週末となる「10月2日(金)」には大きく来園者が増加し、ピークを迎えました。一週間前の9月25日(金)から約4割増加しています。

「東京ディズニーシー」の来園者数を見ると、9月21日~10月4日の期間で、東京ディズニーランドのほうが約4割来園者が多く、特に10月2日は約6割上回っていました。



東京ディズニーランドの来園者の滞在場所を見ると、新エリアはオープン前の9月21日から他エリアより多いようですが、これは入れ替わるアトラクションを見納めしようというファン意識によると考えられます。

さらに、新エリア「オープン前の1週間(9月21日から9月27日)」と「オープン後の1週間(9月28日から10月4日)」の滞在時間を比較すると、オープン後のほうが山が高い=滞在者が多いことが判明しています。滞在時間の最長値も、オープン前は220分(3時間40分)前後滞在する人が多いのに対して、オープン後は340分(5時間40分)と、2時間も増えています。

コロナへの対応はまだまだ予断を許しませんが、日本有数のテーマパークであるディズニーリゾートの活況は、ひさびさの明るい話題と言えそうです。

調査方法

調査期間:2020年9月21日~10月4日
調査方法:調査アプリ「SilentLog」より収集したデータに匿名化処理を施し分析
調査対象:東京ディズニーランドの各エリア

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000011357.html
https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2020/10/06/151141

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