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連載:第2回 組織作り その要諦

成長企業は共通して「データ活用で社員の力を引き出す」【LINE佐久間祐司さん×SAP南和気さん】

BizHint 編集部 2018年4月19日(木)掲載
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経営者・事業責任者が抱える「人についての悩み」の代表格が、「社員にいかに主体性を持って活躍してもらうか?」ではないでしょうか? 今回お話を伺ったのはSAPとLINEという、いずれもIT業界を代表する企業。分野も歴史の長さも大きく異なる2社には実は大きな共通点がありました。成長企業はどのように人事データを活用し、社員の力を引き出そうとしているのでしょうか?[sponsored by SAP ジャパン]

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SAPジャパン株式会社 人事・人財ソリューション部 部長 南和気さん

大阪大学法学部卒業後、米国企業を経て2004年、SAPジャパンに入社。人事・人材戦略コンサルティングのスペシャリスト。2015年、日本におけるグローバル人事推進のノウハウと事例を記した『世界最強人事』(幻冬舎)を出版。2017年度より立命館大学経営大学院にて非常勤講師を務める。現在SAP アジアパシフィックジャパンに所属し、日本を含めた北アジアの人事ソリューションビジネスリードを担当。

LINE株式会社 人材支援室 人材支援チーム 佐久間祐司さん

2005年ワトソンワイアット(現ウイリス・タワーズワトソン)に入社。人事制度構築コンサルティング等に携わる。 2008年に面白法人カヤックに転じ人事業務全般を担当。新卒採用キャンペーン「節就宣言」で第10回東京インタラクティブ・アド・アワード銅賞を受賞。 その後、生体情報やビッグデータの人事への応用を志し、同志社大学心理学研究科に進学。 株式会社メタップスを経て、現在はLINE株式会社にて人材支援室に所属。 HR technology/People Analyticsの導入・推進を担当。


いかに社員の力を引き出し、成長の壁を乗り越えるか?

メッセンジャーとERP。主力事業を柱に成長を続けてきた2社の共通点

佐久間さん(以下、佐久間): 現在、LINEの国内月間アクティブユーザ数は7000万人を超えています(2017年9月時点)。2011年にスタートしたLINEの成長とともに会社規模も拡大してきました。従業員数は、世界各国の子会社なども含めたグローバルでは5600人以上にのぼります。東京本社には約1700人が働いており、中途採用が9割、その約半数が入社2年以内。平均年齢も34歳とITベンチャーとしては高めです(2017年10月時点)。

会社としてのLINEは、もともと異なる3つの会社が合併してできた組織です。その後にトップも交替しており、「この経営者について行きたい!」「この会社で働きたい!」というよりは、 LINEというサービス自体に魅力を感じて入社する社員が多いのが特徴 です。

南さん(以下、南): SAPも「自社製品が好き」という人が圧倒的に多いんです。そこは共通項ですね。ここ数年、オフィス環境や福利厚生にもかなり力を入れてきましたが、それでも従業員満足度調査を見ると、 「会社が好き」というよりも、むしろ「自社の製品」と「共に働く仲間」が好きだという社員が圧倒的に多い ですね。

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