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コロナショックはリーマンショックよりも影響大!投資家の8割が回答

BizHint 編集部 2020年8月24日(月)掲載
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世界的にいまだ終息の兆しが見えない新型コロナウイルス。その存在は人々の健康を悪化させるだけではなく、経済悪化にも影響しています。かつて経済に大打撃を与えた出来事として記憶に新しいのは、2008年のリーマンショックです。JSKパートナーズ株式会社は「リーマンショックとコロナショックに関する調査」を実施し、リーマンショックを経験した投資家たちが今回の「コロナショック」をどのように捉えているのかについて聞きました。

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リーマンショック時も3人に1人は積極的に投資を行っていた

「リーマンショック時にどのような投資行動を取りましたか?」と質問したところ、最も多かったのは『特に何もしていない(36.9%)』という回答でした。具体的な行動としては、『資産の買い増し(18.0%)』『投資を止めた(12.5%)』『リスクのある資産の売却(12.3%)』『新たな投資先の開拓(8.9%)』『可能な限り現金化(7.2%)』『年利の高いところへ投資(2.9%)』などが挙がっています。

「リーマンショック時に積極的に投資を行いましたか?」という質問については、3割以上の人が『はい(33.3%)』と答えていて、意外にも3人に1人は積極的な投資を行っていたことが判明しています。

積極的に投資をしていた理由

リーマンショック時でも積極的に投資をしていた理由としては、以下の意見が挙げられました。

  • 絶対に何年後かには元に戻ると思ったから(30代/女性/専業主婦)
  • 購入する銘柄さえ間違えなければいいと思ったので(40代/男性/会社員)
  • 下落は投資のチャンス、高騰は資産売却のチャンスと考えているから(50代/女性/パート・アルバイト)
  • ピンチはチャンス(50代/男性/自営業・自由業)

4割の投資家が、リーマンショック時は投資先を変更

「リーマンショック時に投資先を変更しましたか?」と質問したところ、4割近くの方が『はい(36.4%)』と回答しました。具体的な投資先については、『株式(54.6%)』が最も多く、『投資信託(29.4%)』『不動産(23.4%)』『債権(20.5%)』『外貨預金(16.2%)』『金(13.7%)』と続いています。

世界的影響はリーマンショックよりもコロナショックの方が大きい

次にリーマシンショックとコロナショック、どちらが世界的影響が大きいと感じているかを質問しました。その結果、82.2%が『コロナショック』と回答しており、8割以上の人が新型コロナウイルスの影響の方が大きいと感じていることが判明しました。

コロナショックの方が世界的影響が大きいと思う理由

リーマンショックよりもコロナショックの方が世界的影響が大きいと思う理由について、以下のような声が挙がっています。

  • 全世界、全業種に影響しているから(30代/男性/会社員)
  • リーマンは人。コロナは未知のウイルスなので(40代/女性/専業主婦)
  • 社会システムが根本的に変化したと感じるから(50代/男性/自営業・自由業)
  • 世界規模で全業種に影響があり、今後の未通しが立っていないため(50代/男性/会社員)

44.4%の投資家が「リーマンショックの経験が今回に活かされている」と回答

「リーマンショックの経験は今のコロナショックに活かされていますか?」という質問に『はい』と答えた人は44.4%で、『いいえ(55.6%)』と答えた人と半々ぐらいの結果となりました。

さらに「世界経済が回復するまで何年かかると思いますか?」と質問したところ、『2年以上〜3年未満(31.7%)』が最も多く、5年以上(27.1%)』『3年以上〜4年未満(18.7%)』『1年以上〜2年未満(13.6%)』『4年以上〜5年未満(5.6%)』『1年未満(3.5%)』と続いています。

多くの人がコロナショックの影響が長期化すると考えている様子が伺えます。

今後は投資先を分散、リスクの高い投資は避ける傾向に

最後に今後どのような投資を行っていくかについて質問しました。『投資先を分散させる(37.0%)』が最も多く、次に『リスクの高い投資には手を出さない(25.1%)』『少額投資をしていく(16.3%)』『年利の高いところへ投資する(10.0%)』『株式や不動産といった王道は攻めない(4.6%)』『ファクタリングなどの注目されているところへ投資する(2.9%)』などが続いています。

投資先をひとつに絞るよりも、投資先を分散させたり少額投資をしたりして、リスクを軽減していく傾向にあるようです。

調査概要

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056620.html

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