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新型コロナで住まいのニーズが変化。個人のワークスペース需要が増加

BizHint 編集部 2020年7月1日(水)掲載
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テレワークを導入する企業が増えています。それに伴い、自宅で集中できるワークスペースの需要が増えているようです。リノべる株式会社がお客様対応を行うスタッフ73名に対して実施したアンケート調査によると、コロナ以前とwithコロナでは間取りやエリア選びのニーズが変わってきています。在宅勤務やおうち時間が増えることで、今まで重要視されていた都心へのアクセスのしやすさや駅近などの条件も、あまり重視されなくなるのかもしれません。

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ワークスペースのニーズは「オープン」→「個室」へ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ワークスペースのニーズが「高まった」(45.2%)「少し高まった」(37.0%)と感じているスタッフは合わせて8割を超えました。

また、「つくりたい・こだわりたいお部屋」の項目にワークスペースを挙げている人の割合は、1月~3月では8.9%だったのに対し4月~5月は27.3%と3倍に増えています。

ワークスペースの希望タイプとしては、コロナ以前に人気だった「LDK隣接オープンタイプ」を希望する人が76.7%→26%に減少し、個室タイプが23.3%→74%に増加しています。

内閣府の発表では、コロナ禍において3人に1人がテレワークの経験をしています。リノベるが実施した調査によると、テレワークを実施する上で困ったこととして、「家族の声/生活音」が最も挙げられました。自宅で快適にテレワークを実施するために、今後も個室のワークスペース需要は増えていく傾向にありそうです。

通勤時間を重視する人が6割から2割へ減少

コロナ以前では、物件を選ぶ際に重要視されていた通勤時間ですが、withコロナの状況では「通勤時間」のニーズが高いと回答したスタッフは60.3%から21.9%に減少しています。一方で、新たなニーズとして「自然が多い場所」や「郊外志向」を回答する人の割合は増加しており、テレワークの推進によって物件のニーズが「一極集中」から「分散化」する傾向にあることが読みとれます。

「個人スペース」のある物件や「広さ」のある物件が人気

「withコロナにおいて、ワークスペース以外に間取りや物件のニーズで高まったことはありますか?」という質問に対しては、「個人のスペース」(54.8%)が最も多く、次に「広さ」(45.2%)、「充実したキッチン」(30.1%)と続いています。

在宅する期間が増えたことで、いかに「おうち時間を快適にできるか」を重視する人が増えているようです。

家の充実度や運動スペースのニーズが高まる

その他にも、物件ニーズの変化として、以下のような意見が上がりました。

家の充実度

  • 通勤時間よりも家の中を充実させたいという方が増えた。
  • 家にいる時間が長くなったので、滞在時間長いエリア(LDK)の満足度を上げたいというお客様が増えた。
  • 日当たり、眺望良好なところもニーズが上がった。
  • ソファ・ダイニング・ベッドだけに限らない、くつろげるスペースを確保したいというニーズが上がった。
  • 自宅のネット環境の整備を希望される方も増えた。
  • 家庭菜園の需要が増えた。

Uターン

  • コロナがきっかけで地元に帰ろうかなと考え出してるお客様もいらっしゃると感じた。
  • エリアは、今住んでいる場所でなくて良いと考える方が出てきた。

運動可能スペース

  • 運動できるスペースを確保したいというご希望があった。
  • 運動できる場所が欲しい、換気ができるように室内窓を設けたい、というご意見があった。

調査概要

調査の方法:webアンケート方式
調査の対象:リノベる。で、カウンセリング・物件探し・設計の業務を通し、お客様対応を行うスタッフ(エリアパートナー含)
有効回答数:73名
調査実施日:2020年6月18日~6月22日
調査主体:リノベる株式会社

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000049400.html

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