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パソコンスキルは入社1年目で身につけるべき?管理職と新入社員の意識にズレ

BizHint 編集部 2020年6月24日(水)掲載
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管理職がデジタルネイティブ世代に持つ期待とその実態には、大きな差があるのかもしれません。株式会社ラーニングエージェンシーは、管理職と今年の新入社員を対象に「部下の育成や働き方に関する意識調査」を実施しました。その結果、管理職と新入社員が必要だと感じているスキルの違いや理想の上司像には、大きなズレがあることが判明しました。

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パソコンスキルの必要性に意識のズレ

管理職に聞いた「部下に新入社員時代のうちに身につけてほしい能力」と新入社員に聞いた「社会人1年目で身につけたいスキル」の中で、最も大きな意識のズレが生じたのは「パソコンスキル」の必要性でした。新入社員のうちにパソコンスキルを身につけて欲しいと感じている管理職は12%だったのに対し、社会人1年目のうちにパソコンスキルを身に付けたいと考えている新入社員は33.6%と、21.6%も差があります。

管理職世代の多くは、「デジタルネイティブ世代である新入社員は、ある程度パソコンが使えるはず」と考えているのかもしれません。しかし、インターネットをスマートフォンで利用している新入社員はパソコンを利用する機会が少なく、管理職が思っているほどパソコンスキルを身につけていない実態が伺えます。

また、「時間管理(タイムマネジメント)力」の必要性の認識にも大きなズレが判明しました。管理職の47.5%がタイムマネジメント力を身につけてほしいと考えているのに対し、身につけたいと考えている新入社員は26.2%にとどまっています。

業務経験の浅い新入社員にとっては、タイムマネジメント力が業務に与える影響を想像しづらいのかもしれません。

リーダーシップよりも優しい指導。理想の上司像にも大きなズレ

管理職、新入社員それぞれに理想の上司像について尋ねたところ、管理職では「リーダーシップのある上司(51.4%)」、新入社員では「優しく指導する上司(49.1%)」が最も多くなりました。

新型コロナウイルスの影響で、入社当初よりオンライン研修やテレワークの実施を求められている新入社員もいる中、コミュニケーションを取りやすい優しい上司を求めている新入社員が多い傾向にある可能性が考えられます。

調査概要

新入社員

調査対象者:新入社員向け研修の受講者
調査時期:2020年4月2日~2020年5月18日
調査方法:自記式またはWEBでのアンケート調査
サンプル数:3,770名
属性: (1)性別 ①男性:56.9%(2,142名) ②女性:43.0%(1,623名) ③不明:0.1%(5名)
(2)所属企業の従業員数規模 ①1名~50名:7.8%(294名) ②51名~100名:17.7%(669名) ③101名~300名:36.8%(1,387名) ④301名以上:31.1%(1,172名) ⑤不明:6.6%(248名)

管理職

調査対象者:管理職向け研修の受講者
調査時期: 2019年12月16日~2020年3月27日
調査方法:自記式でのアンケート調査
サンプル数:1,061名
属性: (1)性別 ①男性:56.9%(2,142名) ②女性:43.0%(1,623名) ③不明:0.1%(5名)
(2)所属企業の従業員数規模 ①1名~50名:7.8%(294名) ②51名~100名:17.7%(669名) ③101名~300名:36.8%(1,387名) ④301名以上:31.1%(1,172名) ⑤不明:6.6%(248名)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000005749.html

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