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連載:第18回 IT・インターネット

音楽配信売上が6年連続プラス成長。ストリーミングのシェアが66%に

BizHint 編集部 2020年2月21日(金)掲載
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「CDが売れない時代」と言われる音楽業界。しかし音楽配信の売上は6年連続でプラス成長しています。一般社団法人日本レコード協会は、2019年第4四半期(10月~12月)の音楽配信売上実績を発表しました。これによると、2019年第4四半期売上は前年同期比111%の185億円であり、2019年の年間売上は対前年比110%の706億円となっています。なかでもストリーミングは前年比133%と大きく伸び、売上の66%を占めました。

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ストリーミング市場がダウンロード市場の2倍に

2019年の年間音楽配信売上金額内訳は以下の通りです。 ※()は前年同期比

  • Master ringtones 2億2,100万円(65%)
  • Ringback tones 12億500万円(77%

ダウンロード

  • シングルトラック 138億5,300万円(87%)
  • アルバム 84億600万円(90%)
  • 音楽ビデオ 1億9,500万円(76%)
  • ダウンロード計 224億5,400万円(88%)

ストリーミング

  • サブスクリプション/音楽 404億1,700万円(130%)
  • サブスクリプション/音楽ビデオ 13億700万円(246%)
  • 広告収入/音楽 15億5,300万円(463%)
  • 広告収入/音楽ビデオ 32億5,300万円(110%)
  • ストリーミング計 465億3,000万円(133%)
  • その他 2億1,800万円(11%)

最も大きく伸びたのは、ストリーミングの「広告収入/音楽」で、前年比4倍以上に成長しています。全体で見ると、ストリーミング市場の売上はダウンロード市場の約2倍となっており、音楽配信はストリーミングが中心になってきたことがわかります。

8年ぶりに売上700億円越え、6年連続のプラス成長

2019年年間の音楽配信売上は、706億円(対前年比110%)と8年ぶりに700億円を超え、2005年の音楽配信売上統計開始以来初の6年連続プラス成長となりました。

音楽ソフトと音楽配信の比率は76:24

2019年音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)生産金額2,291億円と、2019年音楽配信売上706億円の合計は2,998億円(対前年比98%)となりました。

この結果、音楽ソフト(パッケージ)と音楽配信(デジタル)の比率は76:24になっています。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000010908.html

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