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連載:第3回 経営・SaaSイベントレポート2021

社員のやる気を引き出すカギは「マネジャー」。管理職育成の秘訣を探る

BizHint 編集部 2021年7月5日(月)掲載
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「チームメンバーをマネジメントしながら、自身もプレイヤーとして成果を出さねば…」近年、マネジャーの負担は増しています。一方で、マネジャーは従業員エンゲージメント向上のカギとなる意思疎通という「間」をとりもつ重要な立場です。この重要な役割を果たすため、マネジャーにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。今回は、株式会社リンクアンドモチベーションでマネジャーを務める山中麻衣さんに、マネジャーのあるべき姿と育成法について語っていただきました。

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株式会社リンクアンドモチベーション
マネジャー 山中麻衣さん

2009年入社。大手企業向け組織人事コンサルティングを経験した後、ブランド・マーケティングコンサルティング担当として企業の商品サービスのリブランディングに従事。また、グループ全体の経営企画に携わり、M&Aや経営統合後の子会社の経営管理の体制構築を経験。その後、国内最大級のデータベースを持つ組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」のマーケティング責任者として、立ち上げ当初からの拡大を牽引。現在は、上記の経験を活かし、新サービスの事業企画、経営企画を担当。


エンゲージメントの低下要因「階層間の意思疎通ができていないこと」

当社では、従業員エンゲージメントの定義を「企業と従業員の相互理解・相思相愛度合い」としています。これは、 “企業と従業員の結びつきの度合い” と考えてもらうと分かりやすいのではないかと思います。結びつきが強ければ、生産性向上や戦略実行度の向上、退職率の抑制、顧客満足度の向上といった、企業にとって良い結果につながります。また、従業員エンゲージメントの向上は、売上や利益の向上に効果的かつ、業績の安定性を高めるといった調査結果も出ています。

そのため今、 多くの企業において「従業員エンゲージメント」の重要性が高まっている のです。

当社が提供している組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」に蓄積されたデータを分析していくと、この 「従業員エンゲージメント」を向上させるカギは「管理職」や「マネジャー」にある ことがわかってきました。

モチベーションクラウドの組織診断(サーベイ)では、「期待度」「満足度」の両軸で質問に答えてもらいます。この中で「期待度は高いが満足度は低い」、言い換えると“期待と満足のギャップが最も大きい項目”が従業員エンゲージメントを低下させている要因・組織の課題となります。

分析結果において、最も期待と満足のギャップが大きい項目は「階層間の意思疎通」でした。つまり、 上司と部下の意思疎通がない・できていないことがエンゲージメントを低下させている一番の要因 だということ。

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