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連載:第2回 変わる新卒採用【三菱商事 和光貴俊さん×モザイクワーク 杉浦二郎さん】

個に企業が“裏切られる”時代の人事論【三菱商事 和光貴俊さん×モザイクワーク 杉浦二郎さん】

BizHint 編集部 2018年7月31日(火)掲載
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2019年卒の新卒採用も終盤戦を迎えています。そろそろ各企業においても、さまざまな傾向や課題が見えてくるころなのではないでしょうか。そこで、三菱商事100%子会社で三菱商事グループをはじめとする幅広い業種の企業に、人事ソリューション(人事制度・人材開発・採用など)を提供するヒューマンリンク株式会社代表取締役社長の和光貴俊氏と、人事や採用を切り口に組織作り全般のコンサルティングを行っている株式会社モザイクワーク代表取締役の杉浦二郎氏のお二人に、新卒採用の傾向や課題、企業側の取り組み、また、採用以降の人事の施策などについて、縦横無尽に語っていただきました。後編は、企業と個人の新しい関係と、その関係を支える人事のあり方についてです。

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会社が好きでも辞めていく社員たち

人気企業に入社しても転職は当たり前

――前編の最後に「個は企業を裏切る」というキーワードをいただきましたが、これはどのようなことでしょうか?

杉浦二郎さん(以下、杉浦): 企業は、人材が定着しないということに危機感を持っています。これまでであれば、辞めていく社員は会社に合わない、もしくは能力がない、と考えられてきました。しかし今は、「3年いたのでそろそろ辞めます」とか、「会社は好きなんですけれど次のことがしたいので」といった理由で辞めていく人も増えてきました。会社を辞めることが普通になり、 黙っていたら辞めていくという現象は、今後ますます増えていくと考えて間違いありません。

和光貴俊さん(以下、和光): 一般論として、若くして転職していく人材が増える傾向が続いています。辞めるという選択をする人が比較的少ない日本社会ではありますが、ベースとして人は退職していくということを念頭に置かなければならないと感じています。

杉浦: 「人は辞める」ということを前提に、定着に関する施策を作り、新たな評価軸を作るなど、働き続けてもらう仕組みを作らないと優秀な人の流出は止められません。

ミレニアル世代から全世代に広がる新しい価値観

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