部下の行動が変わる「上司の声かけ」。マネジメントの王道理論が示す、4タイプ別コミュニケーション

「ちゃんと伝えたはずなのに、部下が動いてくれない」――多くの管理職が抱えるこの悩み、原因は部下のやる気や能力でも、上司の伝える内容でもなく、「コミュニケーションの型のズレ」であることが多いです。上司にも部下にもそれぞれ異なる型があり、その組み合わせが噛み合っていないだけ。逆に言えば、型を把握し、それに沿った対話ができれば、部下の行動は変わっていきます。本記事では、世界中の企業で活用される理論をベースとした4つのタイプ別NGコミュニケーションを紹介します。もし「知らない」という管理職の方であれば、まずその考え方を知りましょう。今回は、今すぐにでも始められる3つの行動まで解説します。

なぜ、伝えているのに部下は動いてくれないのか

日々、自部署のマネジメントを行っている中で、以下のような思いをしたことはありませんか?

このような「伝えているのに、伝わっていない」「行動に繋がらない」といった問題の原因は、部下のやる気や能力ではなく、 コミュニケーションの「型」のズレ であることが多いです。

人は無意識のうちに「自分が心地よいコミュニケーションの型」を用いようとします。そのため、上司が部下と対話する際も、つい自分の型で話してしまうのです。論理的に説明すれば伝わるはず、結論から話せばわかりやすいはず——そう信じて疑わない。しかし部下一人ひとりにも、それぞれ異なるコミュニケーションの型があります。型が合わないまま話し続けても、部下には伝わりません。

つまり上司に求められるのは、 「相手に届く言葉を選び、相手に合った届け方ができる力」 です。

では、どうやって相手に届く言葉を選べばいいのか。それを把握するために欠かせない「理論」があります。これは、部下を動かすための「管理職の常識」として、対人コミュニケーションにおいては基本・王道とされるアプローチでもあります。

それが…