連載:第5回 サイバーエージェント・曽山氏に聞く
三流監督が選手の「強みを活かす」ために取り組み続けたこと 【CA曽山哲人さんストプロレポート 日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター中竹竜二さん】
サイバーエージェント曽山哲人さんと日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター中竹竜二さんが「強みを活かす」をテーマに対談。中竹竜二さんがなぜ早稲田大学ラグビー部の監督になり、結果を出すまでに取り組んだことを聞いています。この記事は2017年7月23日に開催されたサイバーエージェント、曽山哲人さんの出版記念イベント「ストプロ会議」を元に構成されています。
曽山さん(以下、曽山): 日本ラグビーフットボール協会、コーチングディレクターの中竹竜二さんです。中竹さんは、早稲田大学ラグビー部の監督として4年間で2度の全国大学ラグビーフットボール選手権大会で優勝。その後、全日本U20の監督もされて、現在は「コーチのコーチ」であるコーチングディレクターをしながら、ビジネスの世界でも活躍をしており、リーダーの育成に取り組むTEAMBOXの代表取締役でもあります。よろしければ、自己紹介をお願いします。
中竹さん(以下、中竹): 中竹です。私自身は、2006年から早稲田大学ラグビー部の監督を4年間やらせてもらいました。前任は、高校野球の清宮幸太郎君のお父さん、清宮克幸さん。ラグビー界では非常に有名な存在です。
いきなり早稲田の監督に、しかも給与はナシ……
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