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クリティカル・シンキング

2020年2月18日(火)更新

クリティカル・シンキングとは、「批判的思考」と訳される思考方法ですが、ただ物事を批判的に捉えるという意味ではありません。これは、その時点における「最適解」を導き出すために、目の前にある事象や情報を鵜呑みにせず、「それは本当に正しいのか」という疑問を持ち、じっくり考察した上で結論を出すことを言います。今回は、クリティカル・シンキングの基本姿勢やロジカルシンキングとの違い、思考の進め方やトレーニング手法、さらには、研修会社や書籍まで幅広くご紹介します。

クリティカル・シンキングとは

そもそも「critical(クリティカル)」とは、「批判的な・批判眼のある」等の意味を持つ単語です。クリティカル・シンキングを直訳すると「批判的思考」となりますが、ただ物事を批判的に捉える思考という意味ではありません。

クリティカル・シンキングとは、目の前にある事象や情報を鵜呑みにせず、まず「それは本当に正しいのか」と疑問を持ち、じっくり考察した上で結論を出す思考法を指します。

クリティカル・シンキングを意識する目的

クリティカル・シンキングの目的は、その時点での「最適解」を導き出す事です。

事象や情報、そしてそれに対する外的な意見、自分自身の意見、その全てを客観的に捉え疑問を持つ事により、その事象についてより最適な結論に辿り着いたり、自分自身が十分に納得した上での判断が可能となります。

クリティカル・シンキングの重要性

このクリティカル・シンキングは世界的にも注目されており、世界の大手企業などが加盟している非営利の公益財団「世界経済フォーラム(WEF)」の2016年の年次総会(通称:ダボス会議)では、「2020年に必要なビジネススキル」のランキングで2位となりました。

【参考】世界経済フォーラムとは?|2020年に必要なビジネススキルトップ10/BRAVE ANSWER

クリティカル・シンキングの3つの基本姿勢

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