オープン・イノベーションを成功させるために必要なもの ~スタートアップと大企業によるオープン・イノベーションの進め方~
スタートアップと大企業の協業によるオープン・イノベーションを成功させるために必要なものとは
近年、日本において大企業のCVC(Corporate Venture Capital)の設立が増加するなど、大企業とスタートアップの連携によるオープン・イノベーション(社外の技術や資源を取り込みながら、素早く新しいサービスや製品をつくること)の動きが加速しています。
オープン・イノベーションは世界のトレンドとして各国でその取り組みが進められており、新しいイノベーションを生み出し、次の成長を実現する手法として日本でも多くの企業の関心を集めています。
しかしながら、具体的な事例や進め方についてはまだまだ情報が不足しており、どのような組織体制で、どのような担当者が、どのような仕組みのなかで推進すればオープン・イノベーションがうまくいくのか、といったノウハウについては十分に発信されていないのが現状といえます。
そこで今回は、今や世界のイノベーションの中心地となったイスラエルで初めての日本人スタートアップとしてオープン・イノベーション事業を推進しているAniwo社のファウンダー兼CEOの寺田氏と、国内外問わず、多くのスタートアップと大企業のオープン・イノベーションを進めるサムライインキュベート社の寺久保氏、また東急電鉄社で東急アクセラレートプログラムを運営する加藤氏、朝日新聞社で朝日新聞アクセラレータプログラムを運営する白石氏にお越しいただき、スタートアップと大企業によるオープン・イノベーションの最新事例から、成功する組織体制・人材・仕組みについて探ります。
◯オープン・イノベーション最新事例
・東京急行電鉄 東急アクセラレートプログラム
・村田製作所ヨーロッパ イスラエルでのIoTハッカソン
・リクルート エンジニアが集い社会課題を解決する場の提供
・KDDI ∞ Labo パートナー企業を巻き込んだアクセラレータプログラム
◯オープン・イノベーション成功の秘訣
・スタートアップと大企業間の対等な立場
・リスクを取れる大企業側の組織体制
・スタートアップと大企業のみではない第三者を交えた連携関係構築
など
■このような方にオススメです:
・人事などイノベーションを起こすための組織づくりや人材育成を担当されている方
・スタートアップとの連携を進めたいと考える大企業にお勤めの方
・大企業との連携を進めたいと考えるスタートアップにお勤めの方
・自分の所属する組織にはイノベーションが必要だとお考えの方
・世の中の潮流を理解しておきたい方
■講師プロフィール:
寺田 彼日(てらだ あに)氏
Aniwo Co., Ltd. 代表取締役 CEO
2014年、日本人初のイスラエル現地スタートアップAniwoを設立する。人工知能を活用し、スタートアップと投資家・大企業をつなぐイノベーションプラットフォームMillion Timesの開発・運営を通して革新的価値創出に挑む。日本-イスラエル間では10社以上の投資・連携の実現に貢献。前職は株式会社ベネッセコーポレーションでWebマーケティングと新規事業の開発を担当。
京都大学大学院経営管理教育部卒業(MBA)。
寺久保 拓摩(てらくぼ たくま)氏
株式会社サムライインキュベート アライアンス担当
学生時代、サイバーエージェント子会社にて新規事業担当を経験、同時に社会起業にも魅力を感じ、バングラデシュのグラミン銀行でインターンを経験。現地で見た収益性を持った社会的事業の仕組みに魅了され、社会的事業×ITのシードアクセラレーターを志す。帰国後、株式会社サムライインキュベートで1年間のインターンを経て入社。現在は大企業とスタートアップのアライアンス締結支援を担当。国内のスタートアップと大企業、海外(特にイスラエル)のスタートアップと日本の大企業をつなぎ、国内外のオープン・イノベーションを推進している。
加藤 由将(かとう よしまさ)氏
東京急行電鉄株式会社 都市創造本部 開発事業部 事業計画部 都市政策担当 課長補佐
2004年、東京急行電鉄株式会社に入社、住宅事業部に配属。2009年、社内新規事業として不動産・建築業界のマッチングビジネス「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」の事業企画から現場運営まで6年間一貫して携わる。
2012年、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)で「ビジネスプランニング(アントレプレナー)」を専攻し、ベンチャーに関する研究を開始。2015年春、ベンチャー支援施策の一つとして、東急グループとベンチャーとの事業共創プログラム「東急アクセラレートプログラム」を立ち上げ、運営統括を務める。2015年秋、日本経済全体のイノベーションエコシステム構築を目指す一般社団法人Japan Innovation Network主催「JINイノベーション塾」の第一期修了生となる。
白石 健太郎(しらいし けんたろう)氏
朝日新聞社メディアラボ主査
2001年、株式会社朝日新聞社に入社、販売局に配属。首都圏のセールスマネージャーを担当し、新聞販売店の経営コンサル担当業務に携わる。2013年、新規事業部門のメディアラボへ異動。全国紙五紙による共同ハッカソン「NEWS HACK DAY」の企画運営、斬新なアイデアや熱意を持ったベンチャー企業と新しい価値の創造を目指す「朝日新聞アクセラレータプログラム」の立ち上げなどに関わる。またベンチャーへの出資や投資、海外での事業立ち上げを担当。
■日時:
2016年5月30日(月)19:30 ~22:00 (19:15開場)
■プログラム:
* 19:15 開場
* 19:30 開会、あいさつ
* 19:35 講演①イスラエルとシリコンバレーのオープンイノベーション最新事例
Aniwo社 寺田氏
* 19:55 講演②サムライインキュベートが進めるオープン・イノベーション
サムライインキュベート社 寺久保氏
* 20:15 Q&A1
* 20:30 パネルディスカッション
Aniwo社 寺田氏
サムライインキュベート社 寺久保氏
東急電鉄社 加藤氏
朝日新聞社 白石氏
* 21:00 Q&A2
* 21:15 ネットワーキング
* 21:45 終了
* 22:00 完全撤収
※ プログラムの内容は変更になる可能性がございます。
■場所:
株式会社ビズリーチ (渋谷363清水ビル)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目6-3 渋谷363清水ビル7F
(地図)http://bit.ly/1QSnwvW
■参加費:
3,500円(税込)
■定員:
50名
■お申し込みについての留意事項:
・お申し込み後に参加できなくなった場合でも返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
■主催:
BIZREACH ACADEMY運営事務局
お問い合わせフォーム:https://bizreachacademy.jp/inquiry
受付時間:平日10:00~17:00(土日祝祭日を除く)